muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

映画 : スパイ・ゾルゲ

スパイ・ゾルゲ

※ネタバレはありません。
 今日は、かけ橋合唱団のお稽古のあと、京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターに寄り、映画を観てきた。先月からここでは篠田正浩映画監督の作品をずっと上映している。今日は「スパイ・ゾルゲ」である。(2003年公開。)
 上映時間3時間というのは知っていたので、覚悟して観ていたが、やはりちょっと長かった・・・。
 例によってあまり筋は追えなかったが、重厚な感じがした。時代考証も綿密にされている模様。
 音楽が池辺晋一郎氏と言うことで、彼の交響曲などから使われていた。結構「劇伴」ぽく感じられたが・・・。また、スタッフロールの際には、ジョン・レノンの「イマジン」(インストゥルメンタル)が流れ、そのあとに「池辺氏にしては武満っぽいなぁ・・・」と思っていたら、「弦楽のためのレクイエム」だった。(武満徹の代表作の1つ。)また、「この映画を武満徹に」のメッセージも流れる。
 もっくんを始め、有名な俳優もいっぱい出ていた。岩下志麻も独特の存在感だった。(出番は少ないが。)また、お能のシーンがあり、観世栄夫先生(故人)が演じていらした。
 開映前は待合ロビーは、立っている人も結構いるくらい混んでいたが、開場してみたら空き席は結構あった。僕は早くから待っていたので、後方通路側の、いい席で観ることができた。
 あと今日は、同じ会場で「戦後フランス映画ポスターの世界 第2期」も見学したが、2回目なので感想割愛します。
 それと、今日の遅い昼食は、マックフライポテトLサイズ2個だった。満腹感。
 今日の写真は、北京・天壇公園から。(本文には関係ありません。)
●映画「スパイ・ゾルゲ」紹介ページ・・・http://www.cinematoday.jp/movie/T0000951