muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

細川家の至宝、Touch the Museum ほか2つの美術館、博物館

かわいいワンちゃん

 今日はあいにくの雨だったが、仕事の合間を縫って、上野でいろいろ展覧会を見てきた。以下、見てきた順。1人で行動。
(1)細川家の至宝−珠玉の永青(えいせい)文庫コレクション−(東京国立博物館)
(2)表慶館(同上)
(3)フランク・ブラングィン展(国立西洋美術館)
(4)常設展(同上)
(5)所蔵水彩・素描展−松方コレクションとその後(同上)
 初めて見たものと、感想があるものに限って記します。
●細川家
 僕も時々訪れている、目白台の永青文庫。その膨大な宝物から、選りすぐりの品物が博物館に集合していた。
 切手になっている絵(日本画)が、2枚もあった! 大感激。黒い猫の絵と、半裸の女性が髪を梳かしてもらっている絵。永青文庫の創立者、細川護立(もりたつ)の目は確かだなぁ。
 国宝の太刀、鞍(馬具)などもあった。重要文化財、美術品は多数。見応えありました。永青文庫でお目にかかった、セザンヌの水彩画「登り道」も展示。
 今日はひどい雨だったせいか、比較的空いていた。GWは大変な混みようになると思う。この展覧会にまた来るとは思うが、GWは避けよう・・・。
●表慶館
 前回、写真を撮れなかったので、リベンジ。フラッシュをたかなければ撮影可。古代中国から中近東までのアジア文物が展示されていた。今日の写真は、その中から「緑釉犬」(りょくゆうけん)。漢時代のものらしい。愛くるしい姿にすっかり魅了されてしまい、今日の写真はこれにしようと、即座に決めた。
 写真を撮ることに夢中で、展示物自体にはあまり注目できなかった・・・。
 なお、この建物で特別展をやるときは、2階も開放されているが、今日は1階部分のみでの展示だった。(2階は立ち入り禁止になっていた。)
●常設展(Touch the Museum)
 「Touch the Museum」はiPhoneのアプリ。国立西洋美術館常設展の、音声ガイドである。DLは無料だが、500MB以上もあるため、3G回線ではDLできない。(自宅のWi-Fiや、PCに繋いだりして、事前にDLしておくことが必要。)
 この美術館の建物から、作品(全部ではない)に至るまで、丁寧に解説されていた。iPhoneの大画面を活かし、音声だけでなく、端末画面に関連作品などを表示する。学芸員が画面に現れて、直接解説してくれるものもある。
 解説も、絵の構図やら画面構成やら、"絵 そのもの"について語ってくれてたりして、秀逸なものだった。
 解説点数にしてはかなり大容量で、バッテリも結構食うが、いいアプリだったと思う。よかったです。
 今日は疲れてしまったのと、天候も悪かったので、科学博物館、芸大美術館はパスしてしまった。また行こう。