台北旅行 4日目
台北観光最終日である。(明日は帰国日で、移動だけのため。)
いつものパターンで、今日は深夜2時前に目が覚め、ずっとネットしたり、テレビ(NHK)を見たりしていた。小腹が空いたので、日本から持参したお菓子を食べたり。
今日は自由行動の日である。通常のツアーでは今日でもう帰国だが、延泊料金を払って、自由行動の日を設けた。夜は士林(しりん)の夜市を見るオプショナルツアーを申し込んでいる。(夕食付き。1人1300元。)
ではでは、続きはあとで書きます。
・・・というわけで、日中の自由行動を終えてホテルに戻ってきた。早く戻ってこれたので、今日のオプショナルツアーの集合時刻を、18:00から17:00に変更してもらった。
今日のネタは、以下の通り。
(1)國立歴史博物館
(2)國立台湾博物館
(3)二二八和平公園
(4)台北のスパゲティ
(5)台北市立美術館
(6)丸林(レストラン:2回目)
(7)士林夜市
(8)タイペイ・アイで人形劇、京劇鑑賞
今日は、さっき廻ってきた博物館と美術館について書きます。
●國立歴史博物館
ホテルからタクシーで15分ほどで着いた。どこかの学校の前につけられ、守衛所で聞いたら、すぐ隣の建物が博物館だった。開館10分前(9:50)に着いたので、しばらくベンチで休んだ。
日本の障害者手帳が使えた。(本人と付添い1名無料で入れた。)
博物館は4階まであり、古いものから新しいものまでさまざまだった。古いものは漢時代の青銅器や、唐のものも充実していた。味わいがあった。
ただ、全体的には新しいものが多くて、ややがっかり。15年ほど前に没した人の書道をいっぱい展示していた。
館内は撮影不可で、あまり人はいなかった。来月からは三国志の特別展をやるみたいだ。
●國立台湾博物館
無料デーのため、そのまま入れた。
「樟脳」がどうのこうのという展示を大々的にしていた。上野の国立科学博物館みたいな感じ。
日本の統治時代の人物の銅像があり、そこだけ日本語の説明パネルがあった。
古いものは、旧石器時代の石器くらい。そういうのを並べて愛でるというよりは、行動展示である。
館内はフラッシュをたかなければ撮影可。
●台北市立美術館
こちらも障害者手帳が使えた。無料で入れてよかった。館内撮影不可。
台湾の現代アートである。地下1階から2階まであった。
油画の展示は、わずかだった。僕より若い、1981年生まれの作家の展示があり、モノクロームに荒々しいタッチで、なかなかよかった。もう1人の作家は、完全な具象画で、僕には物足りなかった。
2階では写真作品の展示をしていた。1945年ごろの上海だったり、アボリジニなどの原住民の記録だったり。ほとんどモノクロ写真だった。ここまで来て写真はちょっとなぁ・・・と思ってしまった。
地下では「地下芸術展」というのをやっていて、とてもポップな現代アートで、大いに満足した。
絵画は点描の作品で、ドットのパターンによる。オブジェは、日常の道具などを組み合わせたりして、すごく面白い感じ。動くものもあった。
台北の現代アートシーンを確かめられて、とても有意義だった。
今日は、オプショナルツアーは僕たち2人だけで、タクシーで移動した。ガイドさんの計らいで、急遽タイペイ・アイでの京劇鑑賞を提案され、母がちょうど昨日、「京劇見たいねぇ」と言っていたので、渡りに船だった。台北観光の最後の最後に、いいお土産になった。
明日は、午前4:00〜午前8:00までメンテナンスで、ホテルのネットが使えないそうである。ホテルなのになぜそんな時間にメンテナンスを・・・? 人がいない昼下がりとかにメンテナンスすればいいのに・・・。
今日はこれからお風呂に入り、今夜のうちに荷造りするつもりだ。結構いっぱいお土産を買ったので、スーツケースに入りきるかどうか、心配・・・。
今夜で、台北とお別れである・・・。再見!!