muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

トリック・アートの世界展 ほか4つの美術館、博物館

海のなかまたち

 仕事前に都内でいろいろ展覧会を見てきた。早起きできたので、予定外のものも見ることができた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)トリック・アートの世界展−だまされる楽しさ−(損保ジャパン東郷青児美術館)
(2)大哺乳類展−海のなかまたち(国立科学博物館)
(3)誕生!中国文明(東京国立博物館)
(4)ナポリ・宮廷と美−カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで(国立西洋美術館)
(5)オノレ・ドーミエ版画展−カリカチュールと初期の政治諷刺画−(同上)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●トリック・アート
 トリック・アートといっても、東京タワーにあるようなものではなく、ちゃんとした、美術的価値のあるものである。高松市美術館のコレクションを中心に集まった。
 高松次郎、上田薫、森村泰昌など、知っている作家の作品が多くてよかった。森村先生は、デビュー作(?)のゴッホの肖像。(森村先生がゴッホに扮している。)
 知らない作家で印象に残ったのは、女流作家で、名作絵画を、登場人物の別の視点で描いたもの。たとえば、ベラスケスのあの絵で、侍女の視点から見た光景を描いていたり、ボッティチェリの「春」で、右端の人物(女神?)から見た光景を描いていたり・・・。ちょっと新鮮だった。
 やや既視感のある展覧会だけど、夏休みの子ども向けにはちょうどいいと思う。小さな子どもも結構来ていた。
●海のなかまたち
 こちらも夏休み向け企画。館内撮影可で、いろいろ撮ったが、手ぶれが多かった・・・。(フラッシュは不可なので。)
 日曜日だけにかなり混雑していて、あまりじっくりは見られなかった。
 海の哺乳類は大型のものが多く、骨格標本はかなり迫力があった。(写真。)はく製では、この前の「陸のなかまたち」にあったものがそのまま展示されてたりした。(シロクマなど。)
 解説パネルをあまり読まなかったので、はく製と骨格標本の展覧会みたいになっちゃった。読むと疲れるし・・・。
 朝ご飯を食べずに出かけたので、新宿で朝マックの100円マックを3個食べた。チーズがおいしかったです。