muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

マン・レイ展 ほか8つの美術館、博物館

ルソーの絵

 昨日今日と仕事前に都内でいろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。今日は、お休みだったらTDSにお誘いを受けてたんだけど、セロ弾きのゴーシュのお稽古が夜にあるため残念だった・・・。以下、見てきた順。
(1)ナポリ・宮廷と美−カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで(国立西洋美術館)
(2)オノレ・ドーミエ版画展−カリカチュールと初期の政治諷刺画−(同上)
(3)大哺乳類展−海のなかまたち(国立科学博物館)
(4)誕生!中国文明(東京国立博物館)
(5)ポンピドー・センター所蔵作品展 シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い―交錯する夢と前衛―(東京芸術大学大学美術館)
(6)――壮大なる杜づくり――明治神宮の創建【第2部】(明治神宮 宝物展示室)
(7)マン・レイ展 知られざる創作の秘密(国立新美術館)
(8)オルセー美術館展2010「ポスト印象派」(同上)
(9)国立能楽堂コレクション展 能の雅(エレガンス)狂言の妙(エスプリ)(サントリー美術館)
(10)トリック・アートの世界展−だまされる楽しさ−(損保ジャパン東郷青児美術館)
 初めて見たものと、感想があるもののみ記します。
●壮大なる杜づくり 第2部
 第1部も見ているが、どこが違うのか、よくわからなかった。大同小異。勲章(勲一等)が見事でした。
●マン・レイ
 満を持して開催する、国立新美術館のマン・レイ展。埼玉県立近代美術館のは見逃したので、マン・レイ単独の回顧展を見るのは初めて。
 やはりというか、写真が多くてねぇ・・・。もっと絵画やオブジェの出品があればよかった・・・。(あったはあったけど、数が少ない。)
 著名人のポートレート写真では、ミヨーやストラヴィンスキーなど、音楽家の肖像写真に惹かれた。
●ポスト印象派
 初めてではないが、行列ができていて、僕が行ったときは20分待ちだった。(いろいろあって行列はスルーしたが・・・。)
●能の雅
 初めてではないので、感想は割愛。
 今日は、ミニレクチャーとして、能の囃子方の実演が聴けた。開始直前に行ったが、運良く座って見ることができた。
 4人の能楽師が登場。能管(笛)、小鼓、大鼓、太鼓である。最初に短く演奏したあと、楽器の説明になった。小鼓より大鼓の方が音が高く、一方は湿気を好み、他方は嫌う、など興味深い話が伺えた。能管はフルートのような音律を持たないが、能は神や鬼、幽霊など超人的な存在が登場するため適している、など。
 最後にもう1回実演が聴けた。4人のアンサンブルの取り方に興味が行った。
●トリック・アート
 こちらも2回目なので感想は割愛。
 ワークショップをやっていて、好きな絵を描くと、それがトリックアートになるというキットをもらえた。あらかじめ少し描いてある、ぬり絵のようなものがあったので、アンブレラが空を飛んでいる絵を色鉛筆で描いてみた。
 キットは終了後もらえました。アンケートにも答えた。
 今日の写真は、東京国立近代美術館のアンリ・ルソーの絵。(本文には関係ありません。)