muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

セロ弾きのゴーシュ 2010サントリーホール公演 本番

セロ弾きのゴーシュ

 赤坂の、サントリーホール ブルーローズ(小ホール)で、国連クラシックライブ協会主催、音楽劇「セロ弾きのゴーシュ」本番があり、行ってきた。宮沢賢治の同名作品の舞台化。役者がチェロを弾くマネをするのではなく、チェロの弾ける人に役者をやってもらうのが、うちの舞台の特徴である。今回は黄原(こうはら)くんがゴーシュ役である。高校生の、まだ若い人。
 当日配布されたプログラムの冒頭には、岡田克也外務大臣からのメッセージが載っていた。相変わらずすごいなぁ・・・。
 劇本編のほかに、この「おしゃれにクラシック」シリーズを応援してくださっていた野田様(故人)を偲ぶコーナーがあったり、子どもたちによるはがきのお話(今年から「日本郵政」様にご協賛いただいているので)、ペートーヴェン「田園」の演奏(全楽章)、メンデルスゾーンのピアノトリオ演奏(第1楽章)があったりと盛りだくさんだった。
 午前中から場当たり、ゲネと慌ただしくやり、14:00開演だった。僕は劇本編でピアノを弾く係。(田園のオケ補強は今回はなかった。)
 稽古を何回もしてきたので、当日急な変更はあったものの、本番ではミスなくできた。少しアドリブのようなものを入れたり、遊びも入れられたと思う。特に緊張もしなかった。打楽器の山田くんや、ハープの方にも助けられた。
 終演は16:30と長丁場だったが、充実した舞台だったと思う。たくさんのお客さんにも来ていただけた。僕の知り合いもいらしていた。(ありがとうございました。)
 今日出演の皆さん、スタッフの方々、ありがとうございました&お疲れさまでした!!
 今日が終わると、夏休み、そして9月の「赤毛のアン」まで一直線である。また新宿文化センター(小ホール)や、有楽町の東京国際フォーラム(ホールC)で上演しますので、近くなりましたらこのブログで告知します。ぜひ遊びにいらしてください!!
 今日の写真は、場当たり中の様子。黄原くんやねずみの中澤さん等が写っています。