muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

漢字のはじまり ほか6つの美術館、博物館

下町風俗資料館

 仕事前に、上野近辺でいろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)中村不折コレクション「漢字のはじまり−古代文字の不思議をさぐる−」(書道博物館)
(2)子規庵
(3)下町風俗資料館
(4)親と子のギャラリー「博物館の音楽会」(東京国立博物館)
(5)誕生!中国文明(同上)
(6)大哺乳類展−海のなかまたち(国立科学博物館)
(7)ナポリ・宮廷と美−カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで(国立西洋美術館)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●漢字のはじまり
 書道博物館は初めて訪れた。鶯谷からラブホテル街を抜けるとある。駅からそんなに遠くないが、道は分かりづらいです。
 小さな博物館かと思っていたら、いくつかの建物、お庭まであり、なかなか充実していた。僕の好きな、中国の古い青銅器がたくさんあった。
 ひび割れた甲骨とか。(どんなヒビが吉兆だったかは、わからないそうである。)
 また、書道博物館だけあって、書跡が充実していたのと、仏像(石像)もたくさんあった。むき出しで置かれているので、「お手を触れないでください」とあるのはいいが、「触っても御利益はありません」とまで書いてあるのはいかがなものか・・・。
 また来たくなる博物館である。
●子規庵
 こちらも初めて訪れた。書道博物館の、すぐ向かいにある。正岡子規が晩年を過ごした屋敷。終焉の間もある。パソコン(XP)による子規庵の説明を掛けてくれた。5分くらい。お庭もあって見学したが、草深いので虫が怖く、早々に退散した。
 当時は風情があったろうなぁ・・・。今でも下町のいい感じである。
 建物内はもちろん、お庭まで撮影禁止というのは、ちょっと悲しい。
 残念ながら、リピーターを呼べそうな雰囲気ではないので、もう来ないと思う。
●下町風俗資料館
 ここも初めて。京成上野駅から近いです。不忍池のたもとにあります。撮影可だったので、写真をいっぱい撮った。(今日の写真・・・銭湯の番台。)
 外国人が多く、係員も英語で何か説明していた。(そんなに上手い英語ではなかったが、僕よりはマシ・・・。)
 浅草(?)のカフェが雰囲気良かった。中に入って座れるソファがある。(満員だったけど、強引に座ってみた。)
 戦時中の風俗の展示もあった。復興のいろいろな絵はがきとか。
 こちらもリピーターには、なれないと思う・・・。
●博物館の音楽会
 今日が会期初日。「音楽」をモチーフにしたいろいろな古物の展示。楽器を抱えた埴輪とか、大鼓、小鼓など。実際に鳴らしてみた貴重な音源も聴けた。そんなに劇的な音ではなかったけど・・・。
 今日の東京国立博物館では、ほかにエジプトのミイラの展示や、高村光雲の「老猿」があり、見応えあった。この博物館はとにかく規模がでかいので、侮れないのよね。