舞台 ： あやかし相談承ります。萬屋ツジモリ

　下北沢「劇」小劇場にて、回転OZORA vol.XX「あやかし相談承ります。萬屋ツジモリ」の舞台を観てきた。(作・演出：村上秀樹）今日が初日。
　｢人間｣(通常の人）と「あやかし」(妖怪)が登場する。あやかしは人には見えないが、1人だけ｢見える｣青年がいる。おばあちゃんと座敷童のなんやかんや。
　舞台設定そのものは、これまでにも見てきたことがあり、やや既視感。
　演技は初日だったのでやや硬かったものの、よくこなしていたと思う。中年の役者が多く(普段は何をしているんだろう・・・)、手堅かった。
　しかし、舞台そのものの面白さが伝わらず、残念だった。
　天井から花びらが降ってくるかと思ったら、降ってこなかった。(照明で表現。)
　観客の笑いの沸点が低いというか、｢こんなので笑うの?｣みたいなところでよく笑いが起きていた。僕が笑えたのは、手編みのマフラーがとても派手だったという、一点のみ。
　公演は31日まで。
　今日の写真は、東山魁夷「道」。(本文には関係ありません。）
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