muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

大谷祥子さんと打ち合わせ 2010

「地球」 演奏中

 芸大の同期で、箏の大谷祥子さんと打ち合わせしてきた。久々の再会である。
 祥子ちゃんは現在京都在住で、実家が鴻巣にあり、時々鴻巣でも活動されている。今日は祥子ちゃんの、生後3ヶ月の赤ちゃん(女の子)もいて、かわいらしかった。
 今日は祥子ちゃんのお宅で、笙の豊(ぶんの)さんと2人で、僕が原曲作曲、祥子ちゃんがアレンジしてくださった「地久(ちきゅう)」という曲を披露してくださった。数年前に作曲したもので、元々、箏とヴァイオリンとチェロの編成だが、笙と箏のバージョンで演奏してくださった。(写真。)「地久」というのは、雅楽にある曲名で、地久という真っ赤なお面を被って舞う曲です。
 笙は、この季節でも暖房器具(冬に使うもの)に当てて、暖めてから演奏していた。
 「地久」を1回通した後、アンサンブルが難しいところを、僕の意見も交えながら返した。基本的に6/8拍子の曲だが、ところどころで3/4拍子にもなっていて、同じ小節で箏が6/8で動き、笙が3/4で動いていたりもするので、合わせるのが非常に難しかった。(連符というか、グリッサンドも多いし。)
 練習には、鴻巣市議の野本さんも同席され(野本さんがかつてやっていたラジオ番組に、僕も出演したことがあります・・・ブログに記事あり)、一緒に聴いていた。
 野本さんは先にお帰りになり、祥子ちゃんのお知り合いの女性(ながしまさん)がいらっしゃり、いろいろお話をする。
 そんなこんなで19:00を過ぎ、お茶をいただいた後、エルミこうのすの居酒屋で、4人で夕飯となった。(ごちそうになりました。ありがとうございました。)
 邦楽や雅楽(豊さんは宮内庁にお勤めで、1300年続く家柄だそう)のいろいろなお話を伺えて、有意義だった。また、今後の演奏活動にも繋がるお話もいただけたので、頑張りたいと思った。
 今日はいろいろとありがとうございました。