muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

埼玉県平和資料館

展望台からの眺め

 両親と、東松山にある「埼玉県平和資料館」に行ってきた。確か訪れるのは2回目で、前回はブログを始める前だった。(その時は父と2人だった。)10年ぶり以上の来訪になると思う。
 駐車場から施設入口まで、上り坂を延々と歩いて行かなければならず、大変だった。その上り坂の果てには、また駐車場があるというのに・・・。そして、そこから施設入口までも表示が分かりづらく、意味もなく階段を上り下りさせられた。なんとかしてもらいたいものだ。
 さて、この施設であるが、平和を考えるというもの。一種の博物館である。戦時中の建物や、品物が色々と展示してある。広島、長崎の原爆に関する資料も展示されていて、僕が今関わっている、国連クラシックの環境ミュージカルと合わせて、色々考えさせられた。(原爆瓦がありましたよ。)
 館内では現在、特集展示「フリードルと小さな画家たち」が開催されている。ナチス・ドイツによるチェコの収容所で、子どもたちが描いた絵の展示。子どもたちはどうなっちゃったんだろう・・・。
 博物館としてのボリュームは少なめで、オマケなのかこっちがメインなのか知らないけど、「展望台」があります。12階の高さがあるらしく、上ってみた。
 晴れた日には、東京スカイツリーが見られるらしいが、この日は曇り(小雨)で視界が悪く、ダメだった。とはいえ、眺めを楽しめた。無料の望遠鏡もあるし。今日の写真は、展望台から下を見おろしたところで、埼玉県のキャラクター「コバトン」が「ヨウコソ(ようこそ)」と言っている地上絵。ちょっと和んだ。
 それにしても、典型的な箱物で、大丈夫のかなぁ。オープンは1993年らしい。最初から最後まで我々ご一行様しかいなかったし・・・。いくら平日とは言え、ちょっと心配してしまった。あまりリピーターを呼べるような感じになっていないことも気になった。