muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

丸木位里展 ほか5つの美術館

丸木位里展ほか

 ここ最近で見てきた展覧会。(5)だけ両親と行った。あとは1人で行動。以下、見てきた順。
(1)二十世紀肖像 全ての写真は、ポートレイトである。(東京都写真美術館)
(2)ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現(同上)
(3)第8回JPA公募展(同上)
(4)日本画と洋画のはざまで(山種美術館)
(5)没後15年 丸木位里展(丸木美術館)
(6)ドミニク・ペロー 都市というランドスケープ(東京オペラシティアートギャラリー)
(7)035 紙の上の競宴(同上)
(8)project N 43 河井美咲(同上)
(9)リチャード・ゴーマンII(三鷹市美術ギャラリー)
 (9)は2回目なので、感想割愛します。今日の写真は、横浜美術館から。(本文には関係ありません。)
●二十世紀肖像
 いろいろなポートレイト。歴史的な写真が多い。すみません、あまり印象に残ってないです・・・。
●ラヴズ・ボディ
 AIDSをモチーフにしている写真が多かった。特に、AIDS患者の男性を、死ぬまで定期的に撮り続けていく写真。日々、衰えていく様がすごかった。人ってこのように「死」に向かっていくのだなぁ・・・。
●JPA
 公募展。きれいな写真。ジグソーパズルの写真のようだ。
●はざまで
 切手になっている絵が何枚もあり感激。「炎舞」は特に印象的だった。炎の周りで飛んでいる蛾。やがて焼かれてしまうのだろうか・・・。
●丸木位里
 丸木美術館は初めて訪れた。意外に大きく、大作がいっぱい展示してあり、迫力だった。元々広島に美術館を建てたかったようだが、議会で1票差で否決され、この地(東松山)になったのだとか。この人は、1995年のノーベル平和賞候補でもあった。
 作品は、何かを訴えかけてくるかのよう。原爆などの悲惨さを描く。
 丸木スマの作品も展示。素朴派。
 生前のアトリエもあった。都幾川が眼下に流れ、非常に眺めがよかった。
●ドミニク・ペロー
 建築展。どうも苦手だが・・・。若い時分にコンペティションで獲得。すごいなぁ。
●紙の上の
 版画の特集。知っている作家もあったかな。まぁまぁよかったです。
●河井美咲
 ヘタウマ。現在NY在住らしい。大学卒業後、NYの路上で絵を売っていたところ、束で買ってくれた人がいて、認められたらしい。すごいなぁ。