舞台 ： 神様さん、ケイジ/LIFESHARE

　今日は2本の芝居を観てきた。昼はMCR、夜はEgofiLterの舞台。
●MCR「神様さん」（作・演出・出演：櫻井智也）於：三鷹市芸術文化センター　星のホール（MITAKA "Next" Selection 11th 参加作品）
　公演2日目のマチネを拝見。役者の江見くんの関係で行った。江見くんは今回、カメラマンの役。
　ある国の、姫様、芸術家、庶民（下層民）たちの織りなす群像劇。
　MCRのお芝居は、かれこれ10年くらいは観ているが（皆勤賞ではない）、年々重くなってくると言うか、台詞がいちいち警句的。観客に台詞の意味を考えさせるようだ。どちらかというと、言いたいことをストレートに台詞にしているような気もするが、不思議としつこさはない。
　また、お笑いの要素もあり、救われた。
　舞台セットは、王宮（上段）、芸術家のアトリエ（中段）、下層民の畑（下段）となっている。金かかってるなぁ・・・。それぞれのステージで複層的に台詞が繰り広げられるシーンもあった。
　姫君としての苦悩とか、よく描かれていた。
　いろいろ考えさせられたが、よくできた舞台だったと思う。江見くん、お疲れさまでした。
　終了後、江見くんにご挨拶して帰った。
　公演は31日まで。千秋楽まで頑張ってください!!
●EgofiLter 4th job「ケイジ/LIFESHARE」（作・演出：関大輔）於：新宿ゴールデン街劇場
　公演3日目のソワレを拝見。
　秩父の女子寮で繰り広げられる、男女の物語。ちょっとサスペンス的。
　登場人物たちに共感できなくて、いらっときた。特に、画家の男が、ビデオカメラを向けられると奇声を上げていやがるのが、現実味が無くていやだった。
　あまり面白さが伝わってこず、残念だった。
　公演は明日まで。
　今日の写真は、東寺の建物。（国宝だと思う。本文には関係ありません。）
●MCR・・・http://www.mc-r.com/