muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

Wii : 毛糸のカービィ

毛糸のカービィ

 姪っ子に今年のクリスマスプレゼントで、Wii「毛糸のカービィ」を買って上げた。(飽きたら僕もプレイする魂胆で・・・。)で、今日まで我が家で(姪たちが)遊んでいたのだが、めっぽうはまっていた。よほど気に入ったらしい。
 僕は傍らで2人プレイするのをずっと見ていたのだが、このゲーム、世界観や演出が非常に良くできていて、細かいところまで作り込まれているのだ。ストーリー自体は単純だし、童話だが、観ていて本当に楽しくなる、心温まるステージの数々だ。
 たとえば、海のステージで、最初夜になっていて、「変わってるなぁ」と思いつつプレイしていくと、三日月が出てきてめくれるようになっている。で、めくってみると太陽になり、辺りが真昼に変わってサンバの音楽が流れてくる・・・と言った趣向。思わずうなってしまった。
 また、このゲーム、どうも「ゲームオーバー」の概念がないようなのだ。マリオみたいに「残り○機」みたいなのがないし、ステージ上に散らばるビーズ(マリオで言うコイン)を集めながら進めていき、敵に当たると持っていたビーズが散らばるが、ビーズが0(ゼロ)の状態で敵に当たっても、死ぬと言うことがない。ステージの「穴」に落っこちた場合でも、ビーズが減るだけで復活できる。緩いと言えば緩いゲームバランスだが、ストレスが溜まらないようになっていた。
 そして、敵キャラクターも、当たっただけではミスにならない(動くただのオブジェ)だったりする。当たればミスするのは、そのようにあからさまなグラフィックになっていて(トゲがあるとか、光線を出すとか)、非常に分かりやすい。
 2人同時プレイもよく考えられている。Wiiのマリオみたいに画面が拡大・縮小はしないが、協力し合ったりしてスムーズに遊べるようになっている。
 時折カービィがUFOや戦車などに「変身」してステージを進めることがあり、購入前は「面倒くさそうだなぁ」と思っていたが、巨大ロボで敵を蹴散らしながら進んでいったりして、爽快そうだった。
 集まったビーズで家具や布を購入(交換)できるので、やり込み要素もある。エクストラステージも豊富なので、全コース攻略する(遊べるようにする)のは大変そうだ。
 草原のステージ、お菓子のステージ、雪のステージ、近未来の宇宙ステージと、魅力的なステージが満載です。ほんわか暖かなグラフィック(毛糸だし)に好感が持てる。
 思ったよりずっといいゲームだった。いいクリスマスプレゼントになりました。(僕はカービィシリーズは今作が初めて。)お勧めです。
 今日の写真は、香港科学館から。(本文には関係ありません。)