muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

東北旅行 3日目

毛越寺庭園

 東北旅行3日目である。今日はこの旅のメインでもある、世界遺産平泉観光をした。2日間かけて平泉観光するつもりだったが、1日の早いうちにすべて廻ることができた。16:00前にホテルに戻り、遅いランチ(コンビニ弁当)をいただき、今はまったりしているところである。
 一関から平泉までは電車で往復したが、Suicaは使えないわ、1時間に1本しか運行してないわでいろいろ大変だった。
 明日の夜帰京するが、それまでは自由なので、平泉と一関の2カ所の観光案内所で明日の旅程を相談した。僕としては盛岡観光がいいかなと思っていたが、盛岡は今後も行くかも知れないし、最初花巻観光になると思ったが、どたんばで明日も一関観光することになった。その方が移動も楽だし。(帰りの新幹線も、一関から取ってある。)
 今日のネタは以下の通り。
(1)ホテルサンルート一関の朝食バイキング
(2)観自在王院跡
(3)毛越寺(もうつうじ)(今日の写真)
(4)平泉文化センター
(5)中尊寺
(6)平泉文化史館
(7)伝弁慶の墓
(8)高館義経堂(たかだちぎけいどう)
(9)無量光院跡
(10)柳之御所資料館
(11)達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)
(12)世嬉の一酒の民俗文化博物館
(13)旧沼田家武家住宅
●ホテルサンルート一関の朝食バイキング
 楽しみにしていた朝食。メニューはあまりバラエティには富んでいなかったけど、まあまあおいしかったです。お米は岩手県産を使用。(仙台のホテルも、宮城産ひとめぼれを使っていた。)
 コーンスープが今日もあった。デザートはオレンジ、グレープフルーツ、パイナップル(生)だった。
●観自在王院跡
 9:09に平泉駅に着いて、るんるん号という観光地循環バスに乗ろうとしたら、次の発車までかなり待つという。観光案内所で聞いたら、毛越寺までは歩いてもそんなにかからないとのことで、徒歩で行くことにした。
 観自在王院跡は、毛越寺のすぐ手前にあった。何もない、原っぱだった。往時に思いをはせた。
●毛越寺(今日の写真)
 世界遺産。まず宝物館から入った。仏像などあってよかった。平安時代のものが多かったかな。
 庭園が風情あった。誰もいなかったので心安らかに廻れた。池の周りをぐるっと一周する。途中にいくつかお堂もあったりして、よかった。結構いい写真が撮れたと思う。
 昔は寝殿造りだったんだろうけど、今は想像を膨らませるだけだ。
●平泉文化センター
 毛越寺を出て2分後にるんるん号が来るというので、バス停まで走った。1日乗車券(400円)を購入。今日はこの後、るんるん号で移動したが、1つ1つのバス停間は短かったです。でもこれ以上徒歩では無理だったろうなぁ・・・。本当だったら、平泉駅から毛越寺までも、るんるん号のはずだった。
 で、平泉文化センターは入館無料の博物館。いろいろ展示していた。土器など。
 毛越寺、中尊寺などを紹介する、3つの短い映像コーナーがあり、全部見てみた。理解が深まった。
 アンケートに答えたら、粗品がもらえた。(ウェットティッシュ。)
●中尊寺
 まさに平泉観光のメインである。音声ガイドを借りた。(料金は500円だが、保証金として最初に1000円払い、あとで500円バック。)結構解説点数があり、よかったです。
 結構混んでいた。最初にずっと参道を上るので、すっかり息が上がってしまった。
 いくつかの建物があり、まず宝物館を見学。国宝、重要文化財がたくさんあった。ここでも音声ガイドが大活躍。
 猫脚の仏具や、仏像など、さすがの宝物だった。
 金色堂もきらびやかでよかったです。まさに金ぴか。金のお堂の中に、仏像が安置されている。松尾芭蕉も訪ねたとか。
 金色堂を出てからもしばらく歩くが、重要文化財の能舞台は見なかった。(これ以上歩けなかったので。)いくつかの建物を眺めながら、中尊寺観光は終わりとなった。
●平泉文化史館
 バス停の近くにある、入館無料の施設。無料にしては、伊達藩の資料や民芸など、なかなかの展示物だった。完全に「昭和の建物」だったけど・・・。
 伊達藩の道具など、見応えありました。土器も展示されていた。
●伝弁慶の墓
 バス停のすぐ近くにあった。石碑しかなかったような・・・。ここで弁慶が立ち往生したのだろう。
 すぐそばに中尊寺の簡易郵便局があり、風景印が欲しかったが、今日は土曜日で閉まっていた。
●高館義経堂(たかだちぎけいどう)
 源義経の最期の地、らしい。義経を祀ってあるお堂があった。義経の仏像が安置されていた。
 ここも参道を登るので大変だった。お堂までは、北上川を望むいい景色があった。雨だったので遠くがガスっていたのが残念。
 お堂の反対側には松尾芭蕉の句碑があった。
 ここは拝観料200円を取るが、そこまでの施設だったか、大いに疑問を感じた。
●無量光院跡
 ここも世界遺産。でも原っぱが広がっているだけで、本当に何もない。少し中に入ってみたが、木が立っているくらいである。
 すぐに見終わってしまったので、30分ずっとバスを待っていた。次の目的地、柳之御所まで500Mというので、徒歩で行こうかと思ったが、1日乗車券を持っているし、雨なので待っていた。本当にこのとき寒かったです。濡れ鼠にもなりました。
 今日の観光の序盤から、靴の中に雨がしみてぐしょぐしょになり、気持ち悪かった。
●柳之御所資料館
 入館無料。国宝こそなかったが、重要文化財が多数展示されていた。土器や、木製の道具など。撮影可だったのでいっぱい撮った。
 見学中、結構大きな地震があった。びっくりしてしまった。(すぐに、「帰りの電車大丈夫かな」と思った。影響なかったけど。)
 御所の復元模型もあり、西の建物、東の建物が復元されていた。(西の方が、格上らしい。)
 柳之御所遺跡があるというので見たが、違うところを見たらしい。あとでバスに乗ったときに、本当の遺跡が一瞬、見えた。といっても、無量光院跡と同じで、何もない原っぱだったけど・・・。
●達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)
 バスで平泉駅に戻り、ホテルに戻るにはかなり早かったので、観光案内所で聞いてみたら、達谷窟を勧められた。タクシーで行ったら、往復3000円以上もかかった。復路はバスがありそうだったが、この時期運行休止なんだそうである。
 さて、いろいろ建物があったがメインは朱色のもので、中に仏像が安置されていた。
 岩でできた仏面もあった。
 20分くらいで見終わってしまい、待たせておいたタクシーで帰った。誰か、相乗りしてくれる人がいないかと思ったが、1人で来ているような人は皆無だった。
●世嬉の一酒の民俗文化博物館
 一ノ関駅に戻り、観光案内所で今日、これから見られるところを聞いてみる。そしたらこの博物館を勧められたので行ってみた。信号4個分歩くというので、タクシーも考えたが、あまりお金を使いたくなかったので、徒歩にした。そんなに時間かからず到着できた。
 酒造りの資料が並べられていた。桶とか、道具とか。ブリキの看板に値付けされているのがあって、売ってんのかよと思った。
 博物館の倉は有形登録文化財。傍らの売店で、おせんべいを試食した。
●旧沼田家武家住宅
 博物館への道すがらにあった。伊達藩家老の屋敷。
 この時期、公開は15:00までと言うことで、たった5分の差で中には入れなかった。非常に悔しい。通りから外観が眺められたので、それで我慢した。ひなびた民家だった。
 そんなこんなで今日の観光は終わった。新幹線が止まる駅なのに、駅前もすっかり寂れていて、夜遊びもできそうにない。大人しくホテルでネットしよう。
 今日はとにかく寒かったです。雨もありなおさら。傘は差さなかった。昨日まではいい天気だったので、あまり寒さを感じなかったが、今日は本当に寒かった。凍えてしまいそうになった。(特に手先。)
 明日は午後から天気が回復するらしいので、本当に降らないでほしいなぁ。新幹線の切符は取ってあるが、少し早めに帰京できるといいと思う。
 このブログを書いているちょうど今、BS1で平泉の番組が始まったので、ちょっと見てみようかな。
 明日の一関観光も楽しみだ。明日は一ノ関駅前10:00のバスなので、ゆっくりできそう。