muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

東北旅行 最終日 (4日目)

猊鼻渓げいびけい

 今日で旅行も終わりである。今はホテルから書き込みしている。
 昨日の昼、夜ご飯はコンビニ弁当だった。旅行中何かとお金を使ってしまい、食費もかさんだので節約。
 昨日は早くにホテルに戻り、21:00前には寝てしまったので、夜中に目が覚めたり、また二度寝したりで変だった。
 今日は再び一関観光するが、天気は大丈夫そうである。(気象庁とNHKの降水確率が違っているが・・・。)
 朝10:00のバスで出かけるので、ゆっくりできる。さっきフロントに電話して、バスが冬期休業中でないか確認してもらった。(大丈夫だった。)
 ・・・というわけで、帰宅しました。楽しい旅行でした。今日は天気にも恵まれてよかったです。風が強くて寒かったけど・・・。
 今日のネタは以下の通り。
(1)一ノ関駅から猊鼻渓(げいびけい)までのバス
(2)猊鼻渓舟下り
(3)幽玄洞(ゆうげんどう)
(4)石と賢治のミュージアム
(5)陸中松川から一ノ関までの電車
(6)帰りの新幹線
●一ノ関駅から猊鼻渓(げいびけい)までのバス
 朝10:00のバスで出発。最初(僕含めて)2人しか乗客がいなくて(その人も舟下りの人だった)、途中で病院帰りのおばちゃんが乗って降りて、猊鼻渓で全員降りた。なので、途中ほとんどのバス停は通過した。最前列左側の席で、景色を楽しんだ。
●猊鼻渓舟下り
 11:00の便。この季節は「こたつ船」による運行。屋根があり、こたつが作られている。(ほのかに暖かかった。)完全人力運行で、2人の船頭さんが漕いだ。1人は漕ぐの専門で、毛1人(女性)はガイドも兼ねている。
 最初、川を上っていき、壁面の岩などが名所となっている。上流でいったん船を下り、眺めのいいところに移動した。(今日の写真。)岩肌に穴の空いているところがあり、1袋100円の素焼きの玉を投げ、見事穴に入ると願いが叶うそうである。(穴に命中させていた人がいたみたい。)
 帰りは川を下るが、向かい風の強風で船が動かなくなってしまい、エンジン船が押してくれた。(エンジン船と船はロープなどで結ばず、ダイレクトに押す。)こういうことは珍しいそうで、強風のため、この後の舟下りは欠航となってしまった模様。危なかったー。(終日運休したかは定かではない。)
 船に乗り合わせたおばちゃんたちに、お菓子をいただいた。なんでも一関に実家があるそうで、さいたま市から来たそうだ。あとの客は、宮古とか宮城とか言っていた。(団体さんや子どもも乗っていた。)
●幽玄洞(ゆうげんどう)
 小さな博物館と、鍾乳洞。船着き場からタクシーで移動。化石の展示があった。鍾乳洞は、細く曲がりくねった道をどんどん上がったり下がったりして進む。地底湖もあったりした。鍾乳洞だけあって、その形成には途方もない時間がかかったそうだ。途中、観音様やウミユリの化石(壁面にある)などがあった。
●石と賢治のミュージアム
 猊鼻渓に着いてからあることを知った。幽玄洞からタクシーで移動。(さっきと同じ運ちゃんだった。)バスは平日のみ運行で、今日は休日のためやってなかった。
 日曜の昼なのに、ほかに誰もいなくて、館長さんが直々に案内してくれた。最初に、宮澤賢治の映像を見る。賢治のことや、童話のこと。その後、館内を見て歩く。小さな美術館で、好物などが展示してあった。「雨にも負けず」の自筆手帳があったが、案の定レプリカだった・・・。図書室もあった。(自由に読める。館外貸し出しはしていない。)
 そのほか、「旧東北採石工場」も見学可能だったが、電車の時間が迫っていたので諦めた。(1本乗り逃すと、次は2時間後なので。)
●陸中松川から一ノ関までの電車
 ミュージアムからほど近く駅があった。無人駅でびっくりしてしまう。電車は強風のため15分ほど遅れて来た。ドアはボタンで開閉し、バスみたいに整理券を取る。ボックス席の2両編成で、トイレ付きだった。BOXの隅っこに座ったが、景色は圧倒的に反対側の方がよかった。(みんな埋まっていた。)車窓の景色は本当にのどかで、天気もよく田舎の雰囲気を味わった。一ノ関へは20分ほどで到着。バスよりも楽で早かった。(行きのバスは40分かかったので。)
●帰りの新幹線
 あらかじめ取っておいた新幹線のキップは遅かったので、乗車変更をしてもらう。14:00くらいにみどりの窓口に行ったら、13:48の新幹線がまだ来ていないので、そのキップに変更してもらった。しかし、窓際の席はすべて埋まっているという。(2列掛けも、3列掛けも。)窓際にこだわる自分としては、非常に悔しかったが、迷った末に2列掛け通路側の席にしてもらった。
 結局新幹線は38分遅れで到着し、お弁当を食べるので最初はキップ通り通路側の席で食べたが、終わったら誰も来ないようなので窓際に移動した。往路の新幹線と違い、仙台の次が大宮とはいかず、仙台以降もちょくちょく止まったが、結局大宮まで窓際の席には誰も来なかった。仙台か宇都宮で誰か来ると思っていたので拍子抜け。まぁ座席下のコンセント(窓際の席のみ設置)も使えたし、車窓の景色も楽しめたのでよかった。後半は夕暮れになり、富士山のシルエットがきれいに見えた。
 大宮で降りて、接続よく高崎線に乗れてスムーズに鴻巣まで行けた。
 今日の観光は早く終わってしまったけど、その分帰るのも早かったのでいいんじゃないだろうか。あまり疲れなかったし。
 道中目立ったトラブルもなく(昨日雨にたたられたのだけが痛かったけど)、無事に旅を終えることができて本当によかったです。国内旅行は、海外旅行ほどのわくわく感はないけど、日本語が通じるし、自由度も高いし、それぞれである。(1人でも割高にならないし。)
 明日からまた仕事をがんばろう。で、お金と時間を作ってまたどこか旅行したい。