muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

映画 : わが母の記、テルマエ・ロマエ ほか

映画:テルマエ・ロマエほか

※4本ともネタバレはありません。
 最近観た映画。すべて邦画。(1)はホーチミンから成田へのJAL機内映画で、(2)〜(4)は今日、都内映画館(1カ所)で鑑賞。1日3本観るくらいは余裕です。手作り弁当2食と、マクドナルドのチキンクリスプ4個を持ち込んで、食事は準備万端。(全部映画館の待合で食べました。)ドリンクは映画館の売店でコーラ2本購入。
 以下、観てきた順。各映画のストーリーは、公式サイトを見てください。
(1)ALWAYS 三丁目の夕日'64(監督:山崎貴)
(2)わが母の記(監督:原田眞人)
(3)テルマエ・ロマエ(監督:武内英樹)
(4)臨場 劇場版(監督:橋本一)
●ALWAYS
 2作目を劇場で観ていて(ブログに記事があります 2007/11/05 ネタバレあり)、今回機内映画だが、久しぶりの続編鑑賞となった。
 やはり当時(1964年・・・東京オリンピックの年)の風俗描写がいい感じ。リアルタイムで知っているわけではないが、なぜか懐かしかった。
 途中、ウルウル来てしまったシーンもあった。ストーリーは単純明快で、人情味あふれた、ほのぼのとしていていい映画だと思った。
●わが母の記
 1959〜1973年までが舞台で、当時の美術がとてもよかった。当時の一流ホテルが出てくるのだが、ビリヤード室があったりして、時代を感じさせた。
 映画自体は、残念ながらあまり響いてくるものがなかった。ただ、昔の日本映画を観ているような、古風なセリフ回しなどが印象的だった。古き良き時代の・・・みたいな。
 作品中、知り合いの役者、池田良くんが出ていた。(彼のブログで出演情報を知っていたので、ずっと気にしながら観ていた。)テニスクラブの客という役所で、宮粼あおいと絡んでいるシーン。がんばってるなぁ・・・。池田くんは現在NYに長期滞在中である。(帰ったら遊びましょう。)
●テルマエ・ロマエ
 原作マンガは読んだことない。(かなり売れてるらしい。)
 タイムスリップしたり、あれやこれやとかなり荒唐無稽なストーリーなのだが、不思議と引き込まれてしまう。良質なエンターテイメント作だと思った。後味も悪くない。
 阿部寛の濃い顔が、ローマ人という設定にぴったり。
 全編を通して、イタリア・オペラの名曲が使われていた。ヴェルディ(アイーダ、レクイエムetc.)だったり、プッチーニ(トスカ、トゥーランドット、蝶々夫人etc.)だったり・・・。どれも皆、歌のキー(調性)が原曲より高いのだけれど・・・。理由でもあるのだろうか。
●臨場
 TVドラマ版は見たことがない。
 ちょっと強引なエクスキューズもあったけど、重厚な感じで楽しめました。現実にはあんな検死官はいないのだろうが・・・。
 主人公の演技が、ちょっと行きすぎだと思った。あそこまで「演技」しなくても・・・。演出なんだろうか。キャラが立ちすぎてて、とてもかっこいい。
 ややラストが冗長だったけど、救いのある終わり方にほっとした。続編を期待できそうなラストシーンも・・・。
●ALWAYS 三丁目の夕日'64・・・http://www.always3.jp/
●わが母の記・・・http://www.wagahaha.jp/
●テルマエ・ロマエ・・・http://www.thermae-romae.jp/index.html
●臨場 劇場版・・・http://www.rinjo-movie.jp/
 今日の写真は、ホーチミンのシクロ。(人力タクシー。)