muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

グランディアIII

主人公の名前はユウキ

 先日、中古屋でゲームソフト(RPG)「グランディアIII」を買った。
 前からやりたくて、中古で値段が下がるのを待っていたのだ。鴻巣市内のGEOでは品切れだったものの、ワンダーグーで2780円で売っていた。
 2780円と安かったため、「つまらないのかなぁ・・・」と思っていたら大間違い。とても面白い。
 パッケージはDVD-ROM2枚組。すごいボリュームである。今、18時間くらいプレイしているのだが、まだ1枚目である。
 物語は、勇敢な少年が運命の少女と出会い、一緒に旅をしていくというありがちな内容。
 とても感心したのが、いわゆる「レベル上げ」の戦いが(今のところ)ない点。普通はいい武器や防具を買ったり、先を急ぎすぎてレベルが低いままボス戦になるとどうしても勝てなかったりするため、「レベル上げ」という名の弱いものいじめが長時間になるのだが、このゲームでは、普通にダンジョン攻略していくと適切にレベルが上がるために無駄な戦闘をすることがない。
 敵はダンジョンを歩き回っていて、触れると戦闘になる。コンボとクリティカル(キャンセル)攻撃で戦っていくのだが、雑魚敵でもちゃんと考えないで戦闘しているとぼこぼこにされる。全滅させられるおそれもあるくらい強い雑魚敵もいるのだ。
 まったく絶妙なゲームバランスである。とあるボス戦で、3回全滅をくらったこともあった。(4回目にようやく勝てた。)パーティが二人だと正直つらいものだ。
 ゲームは完全な一本道。なにかというとすぐ映像が入る。正直、開発者の手の内で「遊ばされてる」感が強いのは否めない。しかし(今のところ攻略サイトなどを見ていないので)魅力的なストーリーに引き込まれてつい先を進めてしまう。
 映像シーンは設定によってスキップすることが可能。初めて見るシーンでも飛ばせるため、「個人の責任において利用してください」との注意書きがある。喋っているセリフが字幕で出るとよかったのだが・・・。
 画面はややCGくさいが、細部まで行き届いた描写で好感が持てる。その土地ならではの個性がちゃんと描かれている。感心したのが、町や村で、実際に家の中に入れる民家が2つくらいと少ない点。家の中に入ったりするとロードするため、待たされる時間がいらいらするのだが、これなら最初から家の中に入ることが少ないので安心できる。村人や町の人たちの人数もある程度抑えられている。(その分一人あたりのセリフはやや多め。)
 「グランディア」シリーズは前から好きで、前作の「X(エクストリーム)」が糞ゲーだったため、今回もつまらなかったらどうしよう・・・と思っていたのだが、「III」はとても面白いのでよかった。この分だとラスボスはかなり強そうな予感がするし、エンディングが見られるかどうかもわからないが・・・。(グランディアIもIIもエンディングは見ていない。IIはラスボス戦までいったがどうしても勝てなかった。)