muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

清水晃・吉野辰海 (埼玉県立近代美術館)

清水晃・吉野辰海

 仕事前に、埼玉県立近代美術館で「清水晃・吉野辰海 漆黒の彼方/犬の行方」を見てきた。今日が会期初日。
 現代アートは面白い。今回は、大きな犬の彫刻が印象に残った。(実物より大きな犬。)犬の頭部に真っ赤な唐辛子があったり、遊び心もあった。
 清水氏の作品は、黒いオブジェやリトグラフなど。こちらも個性的だった。
 今期の常設展(MOMASコレクション)も充実していた。「水・緑・光」、「アーティスト・プロジェクト−大浦一志 −自然と人間−雲仙普賢岳との20年」、「春のにぎわい」、「闇に浮かぶ顔−柄澤齋の〈肖像〉シリーズ」の4セクションからなる。
 雲仙普賢岳のセクションが特によかった。自然の猛威をモチーフにした、ルポルタージュ的な作品群。迫力があった。
 いつものモネ「積みわら」もあったし、「ルエルの眺め」もあった。ピカソの静物画はなかった。