映画 ： 東京家族、横道世之介

※2本とも、ネタバレはありません。
　浦和パルコのシネコンで、2月12日に映画を2本観てきた。「横道世之介」は、試写会に応募したものが当たって、国連クラシックで共演した若い役者さんと一緒に観た。（「東京家族」は1人で観た。）
（1）東京家族（監督：山田洋次）
（2）横道世之介（監督：沖田修一）
●東京家族
　小津監督の映画のリメイク（？）らしい。（そちらは未見。）新幹線が品川駅に止まるとか、東日本大震災で亡くなった身内がいるとか、｢今｣を切り取ってはいるが、ちょっとあざといというか・・・。
　僕の母とのことが微妙にシンクロしてしまい、かなり泣けてしまった。僕個人の感情の高まりなので、映像とか、映画の力、というのとはちょっと違うが・・・。
　あくまでも普通の、日常生活の中で、ドラマチックな展開もあるが、すべて予定調和的・・・。山田洋次監督は盤石だなぁ。さすが文化勲章受章者。
　いい映画だと思います。
●横道世之介
　ちょっと長くて、いまいちかなぁ・・・。どこか不思議な、面白い主人公と、その複数の友人たちのストーリーを、1つ1つ丁寧に描くものだから、長くなってしまう。もうちょっと削れるだろうと思った。
　僕も知っている、ある事件をモチーフにしているのだが、それほど実話に即してはいないと思う・・・。（多分。）
　ゲイネタがあった。
●「東京家族」公式サイト・・・http://www.tokyo-kazoku.jp/
●「横道世之介」公式サイト・・・http://yonosuke-movie.com/