木管アンサンブル「ソシエテ」 Vol.5

　2018年3月5日、四谷区民ホールで開催された、木管アンサンブル「ソシエテ」第5回演奏会を聴きに行ってきました。
　N響団友オーケストラでも度々ご一緒している、クラリネットの大藤（おおとう）さんの関係で伺いました。また、当夜は同じく団友オケでご一緒した（している）ファゴットのお2人（加藤さん、神山さん）も出演されていました。
　プログラムは3作品で、モーツァルト以外の2作品が（おそらく）日本初演、という意欲的なものでした。ラッツァリ作品は、師であるセザール・フランクの影響が垣間見られました。（和声等。）
　ブラウアーについては、20世紀まで生きていたにもかかわらず、写真も似顔絵もなかったそうです。
　さて、木管アンサンブルの響きは「溶け合う」と理解しているのですが、今夜の演奏も非常に柔らかい響きが交錯し合う、魅力的なものでした。演奏会が進むにつれて、それはより顕著になっていきました。生き生きとしたプレイがとても心地よかったです。
　モーツァルト以外は、楽譜を用意するのも大変だったのでは・・・お疲れさまでした。
　終演後、3人にご挨拶して帰路につきました。お疲れさまでした。貴重な瞬間に立ち会えて、とてもよかったです。
　今日の写真は、終演後に大藤さんとです。
♪モーツァルト　セレナーデ KV.388
♪ラッツァリ　組曲8重奏
♪ブラウアー　組曲「パン」（食べ物のパンではなく、ギリシャ神話の神様の名前。）