muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ピアノ・アフタヌーンコンサート14

muroyan2018-06-03

 2018年6月3日、埼玉県鴻巣市の田間宮生涯学習センターで、「ピアノ・アフタヌーンコンサート14〜ウィーン古典派の愉しみII〜」本番があり、自分のピアノソロコンサートとして出演してきました。(鴻巣>こうのす、田間宮>たまみや。)若干、立ち見が出るほどの盛況でした。
 今年はウィーン古典派を取り上げるという「クラシックの年」で、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの作品(ピアノ・ソナタ)を演奏しました。私のアレンジによる作品もありました。
 このコンサートシリーズも今回で14回目になります。毎年のことですが、初めていらっしゃる方と、リピーターの方の割合が、半々くらいですね。(会場で挙手していただきました。)
 本番は、1曲ごとの細かい感想は省きますが、クラシック音楽はやはり「日々の練習が大事」ということを痛感しました。常日頃からきちんとさらっておかないと、やっぱり本番で後悔してしまいます・・・。
 後半の「ミニトークコーナー」では、2016年12月にピアノ協奏曲「皇帝」(ベートーヴェン)のソリストをつとめたときのお話をしました。半年間、ほぼ毎日練習したけど、本番は1回勝負で厳しい・・・とか。いろいろな思い出がよみがえりました。
 今日のコンサートで私が「一番やりたかったこと」は、アンコールで「恋のうた」(太田裕美さん)の終わりの和音(コード)"C"から、次の「月光の曲」(ベートーヴェン)の始まりの和音"C#m"に、「さりげなく」つなげていった、というところでしょうか。
 今日は誕生日プレゼントにいただいた、おニューのネクタイを締めました。(贈ってくださったNくん、ありがとう!)また、スーツはスーツでおニューのものでした。
 本日ご来場のお客様は、地元鴻巣市の人も多かったですし、僕の関係者(かけ橋合唱団、コンサート・音楽関係、ヒロミストさん、歌声喫茶、プライベート友達etc.)もたくさんお越しいただきました。皆さん、お忙しいところ本当にありがとうございました。また、ピアノの恩師、椙守(すぎもり)先生もいらっしゃいました。(僕のソロコンサートを聴かれるのは初めてだったかも。)椙守先生は、アンケートにいっぱい励ましの言葉をお書きくださり、感謝です。
 アンコールでは、最後の最後に「ヤングマン」(西城秀樹)を演奏しましたが、当初は別の曲の予定でした。また1人昭和の名歌手が・・・ということで急きょ演奏してみました。ヤングマンは、途中でパーカッションだけ(打楽器だけ)の部分が出てくるので、そこをどう処理するかが、本日の課題でした。結果として、現代音楽というか、トーン・クラスターの無調の響きを取り入れて、演奏してみました。このアイデアは、事前に会場で練習させてもらったときに、浮かんだものです。
 終演後、集まったアンケートをすべて拝見しました。とても励みになりました。
 今日は、お花やお菓子など差し入れの品物をたくさんいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
 何回もの事前打ち合わせ、会場練習、そして当日のコンサート運営・進行等、田間宮生涯学習センターの方々には、本当にお世話になりました。担当の岡崎さんには特に感謝です。館長さんにもお世話になりました。
 本日ご来場のお客様、本当にありがとうございました。また来年もこのコンサートがあることを願っています。(来年は、クラシック"以外"の年になります。)
平成30年度鴻巣市田間宮生涯学習センター主催事業
ピアノ・アフタヌーンコンサート14〜ウィーン古典派の愉しみII〜
●モーツァルト:交響曲第40番によるファンタジー
■ハイドン:ピアノ・ソナタ第27番 Hob.XVI:27
●モーツァルト:歌劇「魔笛」より夜の女王のアリア
 「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
■モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 K.332
ミニ・トークコーナー:
 ピアノ協奏曲「皇帝」のソリストをつとめて
●ベートーヴェン:ピアノ協奏曲「皇帝」によるファンタジー
■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番「テレーゼ」
■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
アンコール
●即興演奏〜恋のうた(太田裕美)
■ベートーヴェン:月光の曲
●ヤングマン(Y.M.C.A.)(西城秀樹)
●・・・室谷章編曲