井口慈子&井上照喜 ハーフリサイタル
錦糸町にあるすみだトリフォニーホール小ホールにて行われた、「井口慈子(ソプラノ)&井上照喜(ピアノ) ハーフリサイタル」(国際芸術連盟主催)を聴いてきた。
●プログラム
カッチーニ:アマリッリ(井口)
マスカーニ:アヴェ・マリア(井口)
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ(井上)
リスト:ピアノ・ソナタ(井上) ほか
歌もピアノもひどいものだった。あんまりひどいので、前半まだ休憩にもなっていないのに会場を出てしまった。
歌だが、この井口さんという人、芸大を卒業したことになっているのだが絶対うそだと思う。うそというのがあれならば絶対別科だと思う。本科であの歌の下手さはあり得ない。歌の下手な人にありがちな「無意味に腕を胸の前で組む」ことをしているし。
ピアノの井上さんもよたよたしていて聞いてていやな気持ちになった。あと一歩で立ち往生していただろう。休憩後はリストのピアノ・ソナタを弾くみたいだが、「このピアニストがどのように壊れていくか」を聞くのも一興かも知れないが、そんなにひまではないので早々に退散した。
まったく今日はお休みで、このコンサートのためにわざわざ錦糸町まで出向いたのにがっかりというか腹が立った。二人ともコンクールで入賞とかしているのだが、その程度のものなのか・・・。
●国際芸術連盟のサイト・・・http://www.jila.co.jp/