muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

赤毛のアン 稽古

今日は花道にピアノがあった

 南浦和の、さいたま市文化センターでやる赤毛のアンの稽古があった。
 といっても、今回で(僕の参加する稽古は)4回目くらい。今日も含めて本番まで一日も休まず稽古に参加する。
 昨日今日は会場となる大ホールでの稽古ができた。大ホールは3階席まであるかなり大きなホールだ。僕が中学生くらいのときにできたホールで、新しくはないが古くもなく、きれいなホール。
 今日は最初に歌の抜き稽古などしたあと、一回通しをやった。(昼公演のキャスト。)いろいろ細かい変更点が出てきたり、一番の気がかりは、緞帳(どんちょう)が、開け閉めのスピードの遅い「絞り緞帳」というものになったこと。オペラなどでよく使われる、ひだひだのついた緞帳だ。これが、完全に閉まった状態からだと、上げてからステージが見えるまでにかなりの時間を要するのだ。なので、国際フォーラムでは音先行で幕開きのシーンが、今回は緞帳先行になったりした。
 今日は主役級キャストでは、マシュウさん(剛さん)や、ルシーラさん(調さん)、リンドさん(中澤さん)がいらしていた。子役、少年少女、大人役は連日休みなく稽古に参加している。いつもながら本当に出演者の数が多い。小さな子供だけで70人くらいはいるんじゃないだろうか。
 いつも稽古に行くと、事務局の人が飲み物や食べ物を差し入れしてくださる。おとといはお菓子とおにぎり、昨日はお菓子とサンドイッチ、今日はサンドイッチと菓子パンをごちそうになった。今日の菓子パンは、動物の顔をかたどった大変にかわいらしいもので、イチゴクリームパンとクリームパンだった。ミッフィー風うさぎや、カニさんのデザインなど。稽古場で炭水化物は取れるので、帰宅してからはおかずだけ夕飯に食べている。
 で、今日の稽古帰りに携帯に電話がかかってきて、23日の稽古のあと、日生劇場でやるミュージカル「ジキルとハイド」のチケットをプレゼントしてくださるというなんともうれしい用件だったのだが、赤毛のアンのオケに関する別作業が終わりそうになく、泣く泣くお断りした。この「ジキルとハイド」には、今回のアンのクラリネットをやってくださる三木さんが乗ってらっしゃるのだ。行きたかったなぁ・・・。
 本番は25日、さいたま市文化センターで、昼夜二回公演です。チケットは(おかげさまで)すべて完売しております。完売したあとにも僕のところにチケットの問い合わせがあったりして泣く泣くお断りしたり・・・。さいたま市文化センターで売っていたチケットは早々にSOLD OUT、主催者側で確保していたチケットも、もうすべて売り切れました。でも、来年も赤毛のアンの公演は、有楽町国際フォーラム、横浜みなとみらい、さいたま市でありますのでよろしくお願いします。