muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ブロードウェイ・ミュージカル「34丁目の奇跡」

華やかだった

 天王洲アイルのアートスフィアにて、14th東京オピニオンズフェスティバル、ブロードウェイ・ミュージカル「34丁目の奇跡 Here's Love」東京公演の公演5日目マチネを観てきた。(脚本・作詞・作曲 メルディス・ウィルソン、演出・吉川徹、翻訳・常田景子)
 1940年代終わり頃のニューヨーク、クリスマスの時期。メイシーズデパート(このデパートは実在のもので、先日のNY公演旅行でも前を通りかかった)や裁判所を舞台に繰り広げられる、心暖まるミュージカル。
 主演は別所哲也。宝田明や宝塚の女優さんも加わり、愛らしい子役も交えて話は展開していく。魅力的な旋律の歌はとても魅力的だった。アンサンブルの難しいナンバーも多かった。
 脇役陣も手堅い演技。一人で何役もこなす人が多く、大変だったろうと思う。
 物語はミュージカルということでハッピーエンドで終わる。主役の二人が結ばれるのだ。
 宝田明演ずる人物が「サンタクロース」か、というNY最高裁判所の裁判が面白かった。裁判所宛に「サンタクロースへ」という宛名で来る手紙がその証拠ということで物語の一つのクライマックスとなる。
 俳優陣の演技はことさらに舞台的なものではないが、ちゃんと演技していた。好感の持てるものだった。
 今日は先日の「亜郎落語の世界」の三遊亭亜郎さんと一緒に舞台を見に行った。どうもありがとうございました。
 写真は劇場前の数々の花束。研ナオコや大澄賢也など著名人からのものも多かった。また、劇場入り口には胡蝶蘭の花束がまたまた多く並べられ華やかだった。
 今日は生オーケストラがついていたのだが、メンバーは4人だけだったようだ。あまり「生」の演奏・・・という感じはしなかったが・・・。
 公演は25日まで。
●「34丁目の奇跡」紹介ページ・・・http://www.tennoz.co.jp/sphere/index.html