muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

レ・ミゼラブル (東宝ミュージカル)

帝劇内

 オリジナルの演出がこれで最後という、帝国劇場のレ・ミゼラブル(ミュージカル)を観に行ってきた。マチネを拝見。
 来月の千秋楽まで、この日しか都合がつかなかった。(ソワレはすべて売り切れらしい。)ネットでは「残席わずか」と煽っていたが、当日券売り場では、すべての席種が○(残席あり)だった。
 チケットは電話で予約したかったが、ネットで購入。案の定しこたま個人情報を入力させられた。カード決済が終わると、予約番号が発行され、当日劇場窓口でそれを伝え、実際のチケットを受け取った。もちろん一番安い席。(B席4000円。)
 帝劇は、かすかに昭和の香り漂う劇場。初めて訪れた。写真は、劇場内にあった、猪熊弦一郎作のオブジェ。
 さて、ミュージカルの方だが、劇中ナンバーは2曲くらいしか知らず、数日前にWikipediaで原作とミュージカルをチェックした程度。もったいないと言えばもったいない・・・。地元の図書館でミュージカル版のCDがあったのを借りて、予習しておけばよかった。知っている曲は、環境ミュージカルでおなじみの「民衆の歌」と、スーザン・ボイルが歌った「夢やぶれて」。
 本編はほぼすべて音楽で進行。例によってストーリーは追えず・・・。舞台まで距離があるので、オペラグラスがあるとよかった。
 劇的な歌が多く、照明は控えめ。(まさか節電!?)光が十分当たるところは、人の死が描かれている場面が多かった。(ような気がする。)
 この日の公演で千秋楽を迎える役者が2人おり、カーテンコールでそれぞれ挨拶があった。ジェニファーと知念里奈。(知念里奈にこんなところで会えるとは!)
 この日のテナルディエ夫人は森公美子氏だったような気がしたが、どうだったんだろう。
 劇場内では、役者1人1人のメッセージカードがあり、みんな写真を撮っていた。(僕も撮ったけど、1枚ピンぼけだった。残念。)
 新演出になったら、もう1度観に行くかどうか・・・。