muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

きむらゆういちの世界展、ムットーニ シアター

三越での看板

 このブログにもときどきコメントをつけてくださる、Claudiaさんからお誘いを受けて、銀座の2つの展覧会を見てきた。
●えほん作家 きむらゆういちの世界展(銀座三越)
 きむらゆういちさんは、ベストセラー「あらしのよるに」の作家さん。この展覧会のチケットをくださった人の話によれば、作画ではなく、ストーリーを担当する人らしい・・・? でもこの人は美大出身なのよね。
 展示の大きな柱は、代表作「あらしのよるに」の展示。「あらしのよるに」は僕もタイトルだけは知っていた。最初に絵本で発表され、好評に付き7作も続いた作品。ストーリーは、狼とヤギの友情物語だが、ヤギさんが狼に「私を食べて・・・」と言うところが泣かせる。
 「あらし〜」のストーリーを何枚かのパネルにして、そのシーンの絵や映像で展示。お芝居や朗読劇、アニメ映画にもなっている、本当に人気の作品らしい。
 そのほかでは、この人の作った絵本から一部を紹介していた。赤ちゃんを対象にした絵本とか。
 きむらさんの学生時代のデッサンや、油絵も展示。(ちょっとどうかと思ったけど・・・。絵の良し悪しではなく。)
 ほかの作家さんの絵も展示してあった。僕の知り合いの絵もあるかと期待したが、残念ながらなかった。
●ムットーニ シアター(松屋銀座)
 こちらの展覧会は、Claudiaさんのほか、彼女のお知り合いのnarukamiさん、浅久野さんと見学。4人中男性は僕だけという、ちょっと緊張したプチオフとなった。
 「ムットーニ」といっても、武藤さんという日本人男性アーティストである。機械仕掛けの装置が、音楽、照明とともに動いていく幻想的なものである。
 普通に見学していったら、その一角でムットーニご本人が装置を動かしながら解説を加えていたのでありがたく見学。
 昔のニューヨークの装置や、ビッグバンドの機械などを解説してくれた。お話が巧く、「これであちこち廻ってるんだろうなぁ・・・」と思わせた。
 装置は1回につき長くても6分程度で終わる。味わいがあった。
 この展覧会、テレビ朝日が主催していて、数日前の「徹子の部屋」にもムットーニさんが出演されていた。(ちょっとだけ見ました。)
 2つの展覧会見学後、4人で松屋のイタリアンレストランでランチ。いろいろお話も盛り上がった。
 Claudiaさん、narukamiさん、浅久野さん、今日はどうもありがとうございました!