箱根2007、2日目 ポーラ美術館、フェラーリ美術館

　箱根プチ旅行、今日は2つの美術館を廻った。
●ポーラ美術館　開館5周年記念　モネと画家たちの旅　-フランス風景画紀行（ポーラ美術館）
　以前からずっと行きたかった美術館。念願かなった。箱根にある小さな美術館と思っていたら大間違い。かなり大規模な建物だった。
　企画展は印象派の風景画が盛りだくさん。モネ、シスレー、ルノワール、クールベ、セザンヌ、ゴッホ・・・知らない作家も多かった。シスレーの大きな絵がよかった。音声ガイドが400円だったので借りればよかった・・・。
　常設展もいくつかあった。
●小企画展「高山辰雄-道を行く」
　文化勲章も受けた日本画家。先月95歳でお亡くなりになったそうだ。合掌・・・。芸大の非常勤講師も務めたとか。あまり印象には残らなかったが・・・。
●絵画「ポーラ美術館の絵画」
　いわゆる収蔵品展。こちらも印象派の作品多数。セザンヌのアルルカンの絵は、（セザンヌにしては）題材が珍しいのではないか。
●化粧道具「20世紀の旅とよそおい」
　ポーラらしい。オルゴール付きコンパクトとか。バカラ社の製品も。風情がある。
●東洋陶磁「開館5周年記念-名品選」
　中国、韓国、日本の古い陶磁器。一番古いものだと漢時代のものがあった。唐三彩などもあるし、なかなか。
●フェラーリ美術館
　御殿場市。入場料が2000円もするだけあってほとんど人がいなかった。（いろいろあって1800円で入れたんだけど。）
　なんというか・・・社長の道楽ですな。広い敷地にいくつかの建物があり、実際のフェラーリを何台も展示。さすがのデザインだけど、燃費も悪そうだし、維持費もかかりそう・・・。フェラーリ好きにはたまらない。
　フェラーリのミニカーや腕時計、子ども用のフェラーリ（?）も展示。ドリームキャスト（!）のゲームのフェラーリ関連のポスターもあった。レーシングゲームは1プレイ100円である。（ゲーセンにあるようなやつ。）
　うっかり立ち入り禁止の敷地に入ってしまったのだが、ガーデンパーティを開いていそうなところであった。（ヘリポートまであるんだもの!）
　日本庭園もある。上野の寛永寺から譲り受けた石灯籠などもあるのだ。すごい・・・。
　なお、今日の朝食はバイキングであった。和洋両方ある、典型的なホテルの朝食バイキング。いっぱい食べたので夜になってもお腹が空かない・・・。