muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

陶 愛と死の融合 ほか12の美術館、博物館

大倉集古館にて

 昨日今日と、仕事前の空き時間を利用して、都内と横浜でいろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)いもとようこ 絵本原画展(大丸ミュージアム)
(2)陶 愛と死の融合 十二代 三輪休雪展(日本橋三越)
(3)知られざるタオの世界「道教の美術 TAOISM ART」−道教の神々と星の信
仰−(三井記念美術館)
(4)館蔵品展 花・華- 日本・東洋美術に咲いた花 -(大倉集古館)
(5)赤 黒 金 銀 緑 青 ―前田正博の色絵(智美術館)
(6)ビュフェとアナベル 愛と美の軌跡 展(そごう美術館)
(7)ようこそ「ひろしま国」へ〜ボクらがつくる平和な世界(日本新聞博物館)
(8)ヨコハマ開港とシルク展−ヨコハマ開港150周年にあたり−(シルク博物館)
(9)横浜建築家列伝(横浜都市発展記念館)
(10)口琴:音のひろがり(横浜ユーラシア文化館)
(11)福澤諭吉と神奈川(神奈川県立歴史博物館)
(12)フランス絵画の19世紀 美をめぐる100年のドラマ(横浜美術館)
(13)柳宗理展(同上)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●いもとようこ
 絵本作家。「おにぎりころころ」の一連の原画があり、悪いおじいさんはもぐらになってしまう、というのが結末だったが、正しいの?
 温かみのある作品だった。
●三輪休雪
 さまざまな芸術陶器。山口県立美術館所蔵の作品が多く並べられていた。それだけ評価されているのだろう。
 会場にご本人がいらしていた。芸大の大先輩。
 「卑弥呼の墓」などの、巨大金ぴか作品が迫力で印象的だった。
●花・華
 さまざまな「花」をテーマにした芸術品。絵巻や日本画など。きれいだった。
●ビュフェ
 個性的な写実画。現代の写実画はともすると苦手だったりするが、この人のは好きだ。確固たる世界があると思う。愛する夫人アナベルの肖像画など、油彩を中心に水彩、リトグラフなども並んでいた。
●ひろしま国
 「平和な世界を作る」理念のもと、若い人たちが書いた新聞パネルがいっぱい並べられていた。かなりの情報量で、読んでいると疲れてしまうため、読み流してしまった・・・。
●シルク展
 なんか、今まで見てきたこの博物館の常設展と何ら変わりなかったような・・・。本当に特別展、なんだろうか。いろいろなシルク、繭、シルクの加工品の展示。
●横浜建築家
 いろいろな横浜の建築。古き良きモダンもあった。
●口琴
 いろいろな地域の口琴の展示など。実際の音は聞けなかった。
●福沢諭吉
 なんか、以前東京国立博物館で見た諭吉展と結構被っていたような・・・。1万円札の00002A番のお札とか、前にも見た。
 あとは、神奈川にちなむ福沢諭吉とか。展示品が地味だった。
●柳宗理
 民芸、なのかな。生活用品の芸術品。バタフライスツールはおなじみ。食器、コーヒーセットなどの芸術品がしゃれていてよかった。
 今日の写真は、大倉集古館の庭園にて。