muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ツタンカーメン展 ほか15の美術館、博物館

フィンランド・デザイン展

 最近見てきた展覧会。以下、見てきた順。
(1)没後70年 竹内栖鳳−京都画壇の画家たち−(山種美術館)
(2)−没後70年−中島敦が見つめた世界(さいたま文学館)
(3)巨匠たちの英国水彩画展(Bunkamuraザ・ミュージアム)
(4)リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝(国立新美術館)
(5)森と湖の国 フィンランド・デザイン(サントリー美術館)
(6)篠山紀信展 写真力(東京オペラシティアートギャラリー)
(7)やさしさの気配(同上)
(8)project N 榎木陽子(同上)
(9)MOTアニュアル2012 風が吹けば桶屋が儲かる(東京都現代美術館)
(10)アートと音楽−新たな共感覚をもとめて(同上)
(11)MOTコレクション 私たちの90年 1923‐2013 ふりかえりつつ、前へ(同上)
(12)ツタンカーメン展 〜黄金の秘宝と少年王の真実〜(上野の森美術館)
(13)メトロポリタン美術館展 大地、海、空―4000年の美への旅(東京都美術館)
(14)「版17特別展―越境する版表現」オルドジヒ・クルハーネクと現代日本版画(同上)
(15)琳派芸術II(出光美術館)
(16)仏像との対話−かんのん讃歌の世界−(相田みつを美術館)
(17)ジュエリー&ストーンズ展(切手の博物館)
(18)切手の博物館のクリスマス(同上)
(19)横山大観と再興院展の仲間たち展(講談社 野間記念館)
(20)細川家に残る江戸の天文学(永青文庫)
(21)はじまりは国芳(横浜美術館)
(22)光をめぐる表現(同上)
 メトロポリタン美術館展のみ、既出なので感想を省きます。
●没後70年 竹内栖鳳
 猫の日本画が非常に艶やかで印象に残った。
●中島敦
 こちらも没後70年。埼玉の文学にゆかりがあるらしい。あまり印象に残ってない・・・。
●巨匠たちの英国水彩画
 ミレイやターナーなどの、水彩画。非常に緻密であった。
●リヒテンシュタイン
 この展覧会は、この1回しか行けなくて残念。ルーベンスの油画がまとめて飾ってあって収穫。
●フィンランド・デザイン
 洗練された森と湖の国のガラス工芸品。1970,1980年代などの作品もあり、いい時代を感じさせた。(今日の写真。)
●篠山紀信展
 この人の写真も、美術館に飾られるようになったのだなぁ。数々の著名人写真。聖子ちゃん、百恵ちゃん、歌舞伎役者等々・・・。時代の寵児みたいだ。
●やさしさの気配
 所蔵品展。有名作家の作品があったかな。覚えてない・・・。
●榎木陽子
 こちらは若手作家。すみません、覚えてない・・・。
●MOTアニュアル2012
 今年のMOTアニュアルは、めちゃくちゃ尖っていた。思わずツイッターで「今年のMOTアニュアルはすごい。現代アートって、こんなんでいいんだ・・・」とつぶやいたら、出品作家の1人(名前失念)からリツイートされてしまい、うれしいやら、申し訳ないやら・・・。
 なんか、着眼点とか、コンセプトばかりが優先されて、作品の持つ力強さ(古典的な)が、自分には物足りなかったです。現代アートってこんなんでいいんだ・・・。
●アートと音楽
 武満等。実演もあって興味深かった。現代音楽だけど・・・。
●MOTコレクション 私たちの90年
 久しぶりに、解説ボランティアツアーの人と廻る。エントランスの作品は相変わらず「門」だし、最後の部屋の宮島達男も復活していなかった。(早くまた見たいものだ。)質の高いコレクション。
●ツタンカーメン展
 話題の展覧会。ここから「琳派芸術II」までは、芸大同期の井上くんと鑑賞。平日午前中の来訪にもかかわらず、40分待ち。色々あって10分くらいで入場できた。
 ツタンカーメンのマスクもないし、わりと普通のエジプト古代美術展にしか思えなかった。会場がやたら混んでいるので、じっくり見れないし。肝心のツタンカーメンのなんとかも、よくわからず・・・。
 まぁでも話題になっているので、見れてよかった。
●オルドジヒ・クルハーネクと現代日本版画
 現代版画。あまり覚えてない・・・。
●琳派芸術II
 尾形乾山兄弟のが見れてよかったかも。古いものが多くて収穫。なぜかあまり覚えてないが・・・。
●仏像との対話−かんのん讃歌の世界−
 いつものみつを。かんのん讃歌の書に、複数のバージョンがあることを知る。
●ジュエリー&ストーンズ展
 世界各国の、宝石、貴石、鉱物をモチーフにした切手展。もちろん本物を展示。日本の切手はあったかなぁ・・・。撮影可だったとは思うが、撮っているとやたら文句をつけてくるので、この博物館ではもう撮影しない。
●切手の博物館のクリスマス
 クリスマス切手。この博物館のクリスマス押印。(風景印。ブログに記事あり。)日本の「冬のグリーティング切手」、もうちょっとなんとかなるといいのだが・・・。あと一押し。
●横山大観と再興院展の仲間たち
 横山大観が結構あってよかった。名前を知らない作家も多かったが・・・。大観の日本画は、ほんと、王道だなぁ・・・。富士とか。
●細川家に残る江戸の天文学
 重要文化財の天球儀がよかった。細川家では天文学にも興味を示したのね・・・。
●はじまりは国芳
 国芳と、そのゆかりの作家(弟子等)の展覧会。国芳だけ集めるわけにはいかなかったのかなぁ・・・。まぁいいけど。いろんな作風が見られた。初期の日本における洋画もあった。質量ともに充実していた。
●光をめぐる表現
 常設展。今回は、「光」の表現に注目。いろんな「光」があり、最初はガラス工芸品からだったりして、新鮮だった。僕より若い作家の展示もあったりして、いろいろ考えさせられた。