muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

藤本能道 命の残照のなかで ほか3つの美術館

天安門広場

 今日は仕事が午後からだったので、午前中1人で美術館巡りした。以下、見てきた順。
(1)幻の京焼 京都瓢池園(ひょうちえん)(泉屋博古館分館)
(2)特別展 根来(ねごろ)(大倉集古館)
(3)藤本能道 命の残照のなかで(智美術館)
 今回はすべて初めてだった。
●瓢池園
 明治〜大正期の焼き物。味わいがあった。壺やティーセットなど、いろいろな焼き物があり、それぞれ楽しめた。
●根来
 朱色の台が多かった。漆器らしい。南北朝時代から桃山時代の作品が多かった。なんとなく素朴な味わい。経典も出品されていて、天平時代だったり平安時代だったりした。楷書体で美しかった。
●藤本能道
 東京美術学校卒で、芸大教授、はては学長まで務めた偉い人。その人の焼き物。
 白地に鳥などが描いてあり、個性を感じさせた。
 昭和天皇夫妻が茨城県を訪れ、智美術館の菊池家にお泊まりになった際、その日の夕食器を特別にこの人が作り、「幻の食器」として展示してあった。圧巻。その1晩のためだけに作られた食器・・・。
 今日の3つの美術館は、スペインやスウェーデン大使館、ホテルオークラなどがあり、オバマ大統領の来日のために、周辺警備が強化されていた。
 今日の写真は、天安門広場。大きな柱には、中国の少数民族が描かれている。(本文には関係ありません。)