muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

江〜姫たちの戦国〜 ほか6つの美術館、博物館

クリスティーナの世界

 今年最初の美術館巡りをしてきた。1人で行動。調べれば1月2日からやっている美術館も結構あって、今日は3日だけど、開館していることを確かめてから訪れた。以下、見てきた順。
(1)江〜姫たちの戦国〜(江戸東京博物館)
(2)林芙美子と東京放浪(同上)
(3)星野富弘・相田みつを 花の詩画と書の世界 前期(相田みつを美術館)
(4)カンディンスキーと青騎士展(三菱一号館美術館)
(5)善光寺大本願上人展―近世二代と第百二十一世鷹司誓玉上人ゆかりの御品―(日本橋三越)
(6)生誕120年 河井𥶡次郎〜生命の歓喜〜(日本橋タカシマヤ)
(7)モネとジヴェルニーの画家たち(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●江(ごう)
 今度始まるNHK大河ドラマの展覧会。(この大河ドラマはチェックしようと思っている。)
 去年の「龍馬伝」の展覧会はものすごい混みようだったので、覚悟していったら、行列は全然なくて、待ち時間無しで入れた。(拍子抜けした。)
 江だけでなく、その親族たちにもスポットを当てていた。皆いろいろな人生を送っている。天皇が出てきたり、自害して果てたり、まさに戦国の世って感じ。
 色々資料があり、参考になった。
●カンディンスキー
 カンディンスキーもあったけれど・・・その周辺の画家の作品も多かった。なんだかなぁ・・・。
 シェーンベルクのコンサートに感銘を受けて、極めて短時間で作られた絵画が印象深かった。音声ガイドにはそのコンサート演奏曲も収録されていたようだ。(借りなかったけど。)
 この美術館にしては珍しく、あまり混んでなかった。
●善光寺
 皇室や五摂家と関わりが深く、由緒品が沢山展示されていた。(ちょっと嫌みな感じも・・・。)和宮ゆかりの品は興味深かった。皇室から賜った(と思う)ボンボニエールなど。
●河井寛次郎
 人間国宝も文化勲章も断り、無位無冠で生きた芸術家。民芸の人なんだろうか。焼き物が多かったが、木彫、書画などもあった。焼き物は貫禄があった。
●モネとジヴェルニー
 モネがいっぱいあるかと思ったらあまりなかった。(いつものことながら、がっかりする。)「モネっぽい」絵画がたくさん並んでいた。アメリカ圏の画家が多かった。この頃ジヴェルニーには多くの画家が集い、制作していたそうだ。
 モネは2カ所で展示。国内外の美術館から来ていた。東京富士美術館の睡蓮は何度も見たかな。ボストン美術館からも来ていた。睡蓮や積みわらはやっぱりいいねぇ。現在のジヴェルニーの積みわらは、当時とは形態が違っていて、今は円筒を横にしたようなものが並んでいる。
 今日の写真は、MoMAにあった、ワイエス「クリスティーナの世界」。(習作ではなく、完成作。)
 あと今日は、東京体育館で泳ぎ初めだった。(水中歩行だけど・・・。)