舞台 : そして、飯島くんしかいなくなった
下北沢の小劇場B1にて、九十九ジャンクション第2回公演「そして、飯島くんしかいなくなった」の舞台を観てきました。(作:土屋理敬、演出:歌原鷲)公演4日目のソワレを拝見しました。
この劇場へ行くのは初めてなので、そちらにも期待しました。北沢タウンホール地下1階の、きれいな劇場でした。ちょうど、小劇場楽園を、一回り大きくした感じです。
さて、この日の舞台ですが、2000年に初演されたものの再演だそうです。台本も改訂したとか。とある集会室で行われる「被害者を作る会」なるものの会合を舞台に、個性豊かな登場人物たちが織りなす物語・・・。
明らかに、神戸連続児童殺傷事件をモチーフにしており、被害者と加害者の関係性に焦点を当てていました。その意味ではいろいろ考えさせられました。
演技は、(いい意味で)小劇場ぽくってよかったです。あまり大げさな演技でもなく、かといってテレビドラマみたいでもなく・・・。
しかし、個人的には今ひとつ、その面白さが伝わってこず、残念でした。
公演は、明日まで。