muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

オーケストラで歌う青春ポップス サンテラスホール

muroyan2017-05-20

 本日、2017年5月20日、長野県東御市(とうみし)の「サンテラスホール」にて、「オーケストラで歌う青春ポップスコンサート」本番があり、行ってきました。会場は満席のお客様(ありがとうございました)、ピアノはスタインウェイでした。
 太田裕美さん、渡辺真知子さん、庄野真代さん、3人によるジョイントコンサートで、僕はN響団友オーケストラ(16名編成)の一員でピアノを弾きました。
 今日のリハーサルでは、真知子さんの「ブルー」で、歌い出しのテンポが取りづらかったことを指摘され、僕もそれは認識していたので、本番では気をつけて演奏しました。歌い出し、最初は rubato です。肝に銘じます。
 あとは、「かもめが翔んだ日」も、ピアノが入る際の"間"の取り方に注意があり、気をつけました。
 今日は、リハーサルから体調がよく、本番も気合いを入れて演奏することができたと思います。いろいろアドリブも入り、歌い手さん、オケの皆さんと丁々発止でした。
 本日の「ブルー」は、真知子さんのシングル「泣いてララバイ」からのイントロダクションでした。帰りのバスの中で、この曲に関するエピソードをいろいろと、真知子さんご自身から伺うことができました。
 「ブルー」の今日の演奏(ピアノ)で、オケの方から「(真知子さんと)細かい打ち合わせはあるんですか?」みたいなことを質問されたのですが、ありません。その場のノリです。質問された方からは、本日の伴奏を褒められたので、うれしかったです。
 「Romanticが止まらない」のピアノ・アドリブでは、今回も裕美さんとアイコンタクトがありました! うれしくなります。裕美さんからは、午前中も、「室谷さん、おはようございます」と挨拶を受け、とても感激しました。
 「九月の雨」は、このコンサートで(今のところ)唯一、暗譜で弾ける曲です。最初からテンションが高くなりすぎないよう、今日は、最初は抑えつつも、次第に感情の昂ぶりに任せて・・・という流れになりました。
 今日は、このコンサートシリーズ始まって初めてかな、「俯瞰して弾けた」というか、全編にわたってある程度の余裕が出てきたような気がします。熟してきているというか・・・。
 本日のオーボエ奏者、中村安里さんは、このコンサートシリーズは初出演だそうです。まったく違和感なく、「ブルー」のソロも見事にこなしていました。さすが。(中村さんは、ジブリコンサートでは常連です。)
 今後の(ピアノの)課題としては、「Romanticが止まらない」のアドリブで、破綻しないようにするのと、暗譜で弾ける曲を増やしたいかな・・・。「木綿のハンカチーフ」とか、できそうなんだけど・・・。
 コンサートが終わって、袖に退場する時、客席前方のお客様から、「むろやん!」とお声がけいただきました。大変うれしかったです。ありがとうございました。
 今日は、同じ長野県上田市にお住まいの中村由美子先生(合唱の指導をされています)が、おいでくださり、ありがとうございました。終演後、お話しできました。
 「オーケストラで歌う青春ポップスコンサート」、次回はこの後すぐ、5月27日、28日と島根県2daysです。(チケットは両日とも完売しております。ありがとうございました。)島根の皆さん、楽しみに待っていてくださいねー。
 本日ご来場のお客様、キャスト、スタッフの方々、ホールの皆さん、本当にありがとうございました。お疲れさまでした!
●歌手3名のオープニング
♪唇よ、熱く君を語れ
♪Hey Lady 優しくなれるかい
♪南風
●渡辺真知子さんステージ
♪迷い道
♪ブルー
♪愛(いのち)のゆくえ
♪かもめが翔んだ日
♪ときの華
●庄野真代さんステージ
♪飛んでイスタンブール
♪モンテカルロで乾杯
♪アデュー
♪月夜のワルツ
♪Be yourself
●太田裕美さんステージ
♪雨だれ(裕美さん弾き語り)
♪九月の雨
♪Romanticが止まらない(C-C-Bのカバー)
♪木綿のハンカチーフ
♪さらばシベリア鉄道
●アンコール
♪夢で逢えたら
♪翼をください
(全曲、室谷章オーケストレーションによる。)