劇団MCR 25周年特別公演 (中野スタジオあくとれ)
2019年7月24日、この日は、劇団MCR25周年特別公演「あんたのことなんて誰も見てないツアー2019」中野公演の初日を観てきました。会場は、「スタジオあくとれ」で、僕にとっても懐かしい劇場でした。
現在、MCRを休団中の江見昭嘉くんも、記念公演と言うことで久しぶりに出演、その縁で伺いました。
今回の公演は、どちらかというとイベント寄りではありましたが、私小説的演劇「トモとフウ」を軸に、座長、櫻井さんの人となり(かなり破天荒な人物らしい)を存分に表現していました。どこまでが台本で、どこからかアドリブなのか、全然分かりませんでした。
僕がMCRの公演を観始めたのは、池袋のシアターグリーンがまだ、掘っ立て小屋のような芝居小屋で、そこからだったと思います。あの頃は「爆笑」の印象が強かったです。(本当に"笑い"の点で面白かった。)それからいろんな劇場でも公演を打ちましたが、今やスズナリで公演してしまうのですから、すごいものです。櫻井さんの作風も昔と今ではずいぶん変わったように思えます。重くて、考えさせられるような・・・。
終演後、江見くんにご挨拶して帰路につきました。(今日の写真。)お疲れさまでした。また江見くんの雄姿を舞台で拝見できたらいいなぁ。