muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

New Sound Scape '96〜 第7回コンサート

受付の様子

 代々木上原にある古賀政男博物館内けやきホールにて、New Sound Scape '96〜第7回コンサート「開かれた音宇宙 voice 〜それぞれのかたちII〜」を聴いてきた。(企画・構成 New Sound Scape '96)
 会場は代々木上原駅から徒歩3分ということで、ネットで地図もダウンロードしてから行ったのだが、すっかり迷ってしまい、10分くらいかかった。とほほ・・・。
 プログラムは以下の通り。(演奏順。)
・正門憲也「アリときりぎりすのお話」(語り、ソプラノ、ピアノ)
・和田恵「秋の夜明けに」(フルート、ピアノ、パーカッション)
・名倉明子「Banshee(バンシー)」(トランペット、ヴィオラ、ギター)
・真島圭「それぞれのテンポで」(ソプラノ、ヴァイオリン、ピアノ連弾)
・一ノ瀬トニカ「Ver erat aeternum〜永遠に続く春〜」「Stella Maris〜海の星よ」(無伴奏女声3人)
・山口哲人「愛を叫んだ獣(けもの)〜コントラバス独奏と不特定多数の弦楽器のための〜」(コントラバス独奏、弦楽アンサンブル、大正琴アンサンブル、三線(さんしん)、ギター)
 メンバーのうち名倉さんが僕の芸大時代の同期で、その縁で今日はコンサートに伺った。
 6作品ともそれぞれ個性があり、調性感漂うものあれば、正統的な現代音楽風のものもあった。
 こういったコンサートを聴くと、「僕もなにか作らなきゃ・・・」といつも思う。思ってるだけでなかなか行動に移せないのが悪いクセなのだが・・・。
 このグループとしてのコンサートは7回目ということで、今回初めて入場無料で開催したとのことである。とかく敬遠されがちな現代の音楽を、一人でも多くの人に接してもらう機会として、いい企画だったと思う。会場もいっぱいの人であった。なお、ピアノはベーゼンドルファーだった。
 会場にはほかの芸大同期の人も何人かいらしていて、ちょっと同窓会の気分で懐かしかった。
 名倉ちゃんお疲れ様でした&今日はありがとう!