muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ウィハン弦楽四重奏団 大導寺錬太郎

おかげさん

 銀座の王子ホールで、「〜ウィハン弦楽四重奏団 結成25周年記念ツアー〜ウィハン弦楽四重奏団 大導寺錬太郎」のコンサートを聴いてきた。
 本日のプログラムは以下の通り。
♪弦楽四重奏曲第1番 op.12(メンデルスゾーン)
♪ラ・カンパネラ(リスト)
♪愛の夢(リスト)
♪練習曲 op.8よりAs-dur(スクリャービン)
♪練習曲「革命」(ショパン)
♪ピアノ五重奏曲イ長調 op.81(ドヴォルザーク)
アンコール
♪ピアノ五重奏曲より 第3楽章(スケルツォ)(シューマン)
 ドヴォルザークはCDで、メンデルスゾーンはYoutubeで予習してから臨んだ。CDを持っていなくても、Youtubeでチェックできるなんて、いい時代になったもんだ・・・。メンデルスゾーンは前日になって、急に検索したら出てきたのでラッキーだった。一夜漬けなので、あまり覚えてはいけなかったが・・・。
 この弦楽四重奏団は、結成以来一度もメンバー交代していないそうである。また、数々のコンクールで優勝している。響きも、弦楽器特有の柔らかさが全面に出ていて快かった。
 大ちゃんは芸高・芸大の同期。いつもコンサートにご招待くださる。ありがたいことだ。今夜のピアノ独奏曲は、一見、名曲の羅列に見えて、どっこいちゃんと緩急付けた、考えられた曲目、曲順だった。本当に柔らかい音が出ていた。よく歌ってたし。
 ドヴォルザークはアンサンブルの激しさがよく出ていて、圧倒された。ピアノ五重奏の場合、ピアノと弦楽四重奏のバランスが本当に難しいと思う。弾いている本人たちには、客席での聞こえ具合はわからないものだし・・・。大ちゃんも苦労なさったと思う。
 さて、会場には関係者も多く顔を見せており、僕がご挨拶しただけでも、外山先生(芸高副校長)、小林先生(高校の担任)、矢澤くん(ピアノ同期)、くりさん(フルート同期)がいらしていて、休憩中の懐かしい話に、花が咲いた。大ちゃんのお母さまももちろんいらしていて、開演前にご挨拶した。
 終演後、大ちゃんがロビーにいらしたので、ご挨拶した。
 今日はとてもいいコンサートだった。大ちゃん、お母さま、どうもありがとうございました。
 今日の写真は、コンサートの前に見た相田みつを美術館から、「おかげさん」。(本文には関係ありません。展覧会については、後日書きます。)