山下清展ほか 3つの美術館
上野、六本木と廻り展覧会を見てきた。以下、見てきた順。
(1)ICHIKEN展:東京藝術大学日本画第一研究室発表展(東京芸術大学大学美術館)
(2)−時代をあるいた放浪画家− 山下 清展(上野の森美術館)
(3)ル・コルビュジエ展:建築とアート、その創造の軌跡(森美術館)
(4)MAMプロジェクト006:西野 達(同上)
●ICHIKEN展
芸大の教官、学生ともに出品する日本画展。陳列館、正木館の方で展示。正直、学生と教官の力量の違いはわからなかった。学生といっても全員大学院生である。
抽象絵画みたいなのもあったし、あんまりはっきりした具象はなかったような。
●山下清
「裸の大将」である。しかし、ドラマとは違って実際の山下清は、旅先では絵を描かず、帰ってきてから創作したそうで。
初期の作品から、貼り絵、油彩、ペン画まで展示。貼り絵は素晴らしかった。油彩も味わいがあったが、あまり残さなかったようである。
●ル・コルビュジエ
国立西洋美術館を建築した人。建築だけでなく、画家や彫刻家としての作品も多数展示。音声ガイドが無料で貸し出されていたので、利用してみた。作品の理解が深まった。
アトリエや終の棲家(ついのすみか)などを実物大で再現。終の棲家は所要時間2-3分で、行列ができていたので諦めた。
(都市計画や公共建築など)計画はしたものの、実現したものはわずかみたい。ちょっと残念・・・。
●西野達
時計のプロジェクト? 大きな時計などを展示。1室だけの展示なので作品数は多くはない。
この日は、時間配分を間違えて、六本木ヒルズを出るのが遅くなってしまい、そのあとの赤毛のアンの稽古に遅刻してしまった。関係者の皆さん、ごめんなさい。