劇団岸野組 1990プロジェクト「裏のうらはオモテ!!」
下北沢の本多劇場にて、劇団岸野組 1990プロジェクト「裏のうらはオモテ!!」公演4日目を観てきた。(作・観世桂男、演出・出演 岸野幸正)
「闇の退治人」(必殺みたいな)の下働き、半次と利吉が、ある金貸しをやっつけてしまうのだが、その娘と利吉が惹かれ合ってしまい・・・といったストーリー。
僕が小学生の頃「笛はうたう」に出ていた関俊彦が利吉役で出ていた。会場の花束(写真)で、昔TVの仕事を一緒にした人が贈っていた。あと、美術は皿田圭作さんで、村松さんの舞台の時に美術をやっていただいた方だ。(覚えていてくださってるかなー。)
大きな舞台にふさわしい演技で、時代劇コメディがとても面白かった。ギャグもお約束のものばかりである。最初からずっと笑いっぱなしだった。
後半、どんでん返しがあり、それからはシリアスな舞台が続く。ラストシーンはしんみりとさせる終わり方だったが、できればお笑いで(ずっこけて)締めてほしかったなぁ・・・。
BGMが非常によかった。場と場の間を繋ぐ使われ方が多かったが、耳に快く残った。
公演は25日まで。
今日は新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で「ヴラマンク展」も見てきたが、3回目なので感想は割愛する。
●劇団岸野組 1990プロジェクトのサイト・・・http://www.h3.dion.ne.jp/~kishinog/