muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

The end of retrospect 合わせ

ベーゼンドルファー

 今度本番がある新曲、「The end of retrospect」(追憶の果て)の合わせがあり、東長崎のひびきホールというところに行ってきた。
 この曲はフルートとピアノの2重奏で、東邦音楽大学を出られた塩澤彰一さんの作品である。(2008年作曲。)合わせの場所は、いつも碓井さん(ソプラノ)のレッスン伴奏で通る道すがらにあり、今まで気がつかなかった。ピアノも2台あり、ベーゼンドルファー(写真)とスタインウェイだ。(今回の合わせはベーゼンドルファーを使用。)
 僕が今回この曲のピアノを引き受ける経緯だが、最初に頼んだピアニストが(難しすぎるとかで)降りちゃって、代わりのピアニスト(僕の芸高、芸大同期)に頼んだら都合が悪く、その人が僕の名前を出してくれて、僕は僕で8/4(本番の日)は軽井沢にいるため、あちこち(国連クラシックライブ協会)に問い合わせて許可を取り、ようやくお引き受けすることができたのだった・・・。
 さて、本番まで合わせる機会はこの1度切り、時間も限られた中で、現代曲の合わせは本当に大変だ。最初はまともに通らなかった。譜面が複雑なため、演奏中は自分のパートを追うだけで精一杯、フルートが(譜面で)今どこを吹いているかがなかなかわからない・・・。
 しかし、今日しか合わせがないので、なんとか仕上げなければならない。部分練習をくり返しながら、なんとか全体のフォルムを作り上げていった。
 合わせを始めて約3時間後、なんとか演奏状態まで持って行けたのでほっとした。これであとは各自の練習、本番である。
 本番の日は軽井沢でお昼まで赤毛のアンの練習、そこから川口リリアまで往復する強行軍である。会場入りもぎりぎりなのでドキドキだ。
 本番は8/4(月)18:30開演、会場は川口リリア音楽ホールです。一般1500円、学生1000円です。(全席自由。)チケットありますので、muroya@mail.raidway.ne.jp までお問い合わせください。頑張りますのでぜひ遊びに来てください! 詳しくは下記URLを参照してください。
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