muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

拙者ムニエル公演「悪い冗談のよし子」

山田まりやへの花束

 下北沢の本多劇場にて、拙者ムニエル公演(2008 SUMMER)「悪い冗談のよし子」を観てきた。(作・演出・出演:村上大樹)今日が初日。
 主演のMEGUMIが都合により降板、代わって山田まりやが出演していた。拙者ムニエルって小劇場の世界では非常に有名で(僕も名前は知っていた)、この劇団の公演を観るのは初めてだったので、大いに期待して劇場に足を運んだ。
 客の入りは8割くらいだったかな。後部座席はがらがらでちょっと寂しかった。
 物語は、結婚式当日にウェディングドレス姿で万引きしてしまう花嫁(山田まりや)から始まる。その婚約者を殺すのか、殺さないのか、というストーリー。
 期待した割には、舞台の出来はいまいちだったように思う。2時間を超える上演時間は長かった・・・。演出はけして悪くはなかったのだけれど・・・。
 この舞台の特色(演出)として、大きなSEのあとに登場人物1人1人の独白が矢継ぎ早に次々と続く、というのがあり、きちんと稽古してないと、とちることができない構成なので、役者には大変だったと思う。そういった意味では、演じるのが難しい台本だったと思う。
 台本は、数日前のたむけん焼肉屋営業停止のネタが入っていたり、かなり柔軟なものだったかも。上演寸前まで手直しがあったのかも知れない。
 山田まりやの演技は・・・演じるキャラが立っていた分、やや一辺倒だったかな。悪くはなかったけど。初日ということもあって少し固かったかも。舞台女優としては・・・あまり融通の利かない感じがした。(何か舞台上でハプニングがあっても、アドリブで切り抜ける、切り返すということは想像できない。)
 終演後、ロビーになすび(懸賞生活)とか電撃ネットワークの人なんかが来ていた。会場の花束(写真)も多く、羞恥心の1人からも来ていた。(山田まりや宛ではなかったけど。)
 公演は8/6まで。
●拙者ムニエルのサイト・・・http://www.sessya.com/
※告知です・・・8/5(火)に、軽井沢の大賀ホールで国連クラシックライブ協会主催「赤毛のアン」公演があり、ピアノ出演します。13:00の部と15:00の部、2回公演です。チケットは2000円(全席自由)です。お近くの方はぜひ遊びに来てください! 詳しくは muroya@mail.raidway.ne.jp までお問い合わせください。