ブルーアイランド氏のおしゃべりコンサート『蝶々さん海をわたる』
渋谷C.C.Lemonホール(旧渋谷公会堂)で、ブルーアイランド(青島広志)氏のおしゃべりコンサート「蝶々さん海をわたる」があり、お客として観に行ってきた。2日間公演の今日が千秋楽。(演出・台本・ピアノ:青島広志)
青島先生が、先日の大宮音楽家協会「日本歌曲公開講座」で講師をされた際、チケットを買ったものである。
会場はほぼ満席だった。かなり大きい会場で、子どもも多かった。
物語は、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」を大胆に「改変」したもので、蝶々さんが空飛ぶ絨毯(じゅうたん)に乗って、アメリカのピンカートンを殴りに行く、というすごいもの。
音楽は、「蝶々夫人」からも数曲使われていたが、ほかは出演歌手の得意なものを並べた感じ。セットリストは2幕で実に39曲。ほぼ歌いっぱなしである。歌い手にはハードだったと思う。
歌のうち「ボギー大佐」と「手のひらを太陽に」は、会場の皆さんと一緒に歌った。(後者は振り付けも交えて。)
僕は下手(しもて)側の前から3列目、ピアノがよく見える場所に座り、歌の伴奏をしているときの、演奏者同士のコミュニケーションを注意して聴いていた。青島先生のピアノは控えめで、ちゃんと弾いているけれど、あまり出すぎない感じで好感が持てた。なお、ピアノの蓋は外されていた。
歌の曲目は、オペラアリアなどのクラシックから、「高原列車は行く」のようなポピュラーまで幅広い。
青島先生もときどきセリフ付きで登場。なかなかの役者っぷりであった。
2時間10分ほどの長い舞台だった。
終演後、大宮音楽家協会の碓井さんと柏粼さんもいらしていたので、3人で青島先生にご挨拶した。物販コーナーにいらしたのだが、大盛況でサイン攻めにあっており、大変そうだった・・・。
また、歌い手では水野先生が先日のびわ湖森生き公演でご一緒だったので、ご挨拶した。覚えていてくださったようでちょっと感激・・・。
あと、大宮音楽家協会のフルートの湯本さんのご主人が、フルートで乗っていた。
会場をあとにし、碓井さんと柏ざきさんとで渋谷駅前のスタバで軽くお茶し、帰宅した。