かやくごはん公演 「Re:バース」
下北沢の小劇場楽園にて、かやくごはん公演「Re:バース」5日目の舞台を観てきた。(作・演出・出演:花村宗冶、演出:風間竜一)
古着・雑貨店を舞台に、男女それぞれのバイセクシャルを描く。
前半はやや平板というか、他愛もない会話で綴られていく。それが、後半になってほぼ同じ会話を、登場人物(男女)を違えて再現していくので、俄然脚本が意味を帯びてくる。全く同じかと言えばそうではなく、絶妙に細部を変えているので見事。
細部まで演出が行き届いていた。映画でもTVドラマでもない、舞台ならではの仕掛けがあった。昔懐かしい「人生ゲーム」の小道具が利いている。
1時間20分の上演時間が大変短く感じられた。滅多にないことだ。もうちょっと物語を続けて着地点がはっきりしているとよかったかも・・・。
今日の写真は、京本政樹から役者に贈られた花束。
公演は19日まで。
●かやくごはんのサイト・・・http://kayakugohan.com/