映画 ｢私の頭の中の消しゴム｣ ほか

　昨日今日と、レンタルDVDで3本の映画を観た。以下、観た順。
（1）ブタがいた教室（監督：前田哲）※ネタバレあり
（2）私の頭の中の消しゴム（監督：イ・ジェハン）※ネタバレなし
（3）キサラギ（監督：佐藤祐市）※ネタバレなし
●ブタがいた教室
　ブタをどうするかの選択肢、｢食肉センターに送る｣を妻夫木くんが決めたことでちょっと引き締まった。そうでなければ完全に駄作になっていたところだ。
　妻夫木くんの演技が（よく言えば）自然体、悪く言えば「TVドラマみたい｣だった。完全に｢営業｣としての映画出演だったのか？
　DVDにはメイキングも収録。
●私の頭の中の消しゴム
　悲恋。（メロドラマ。）ちょっと泣いた。
　評価が高かった、というのだけちょっと知ってて、あとはなんの予備知識もなしに観た。
　タイトルも意味深だったのね。
　韓流映画ってあまり観たことないけど、結構いいもんだなと思った。
　DVDには編集でカットされたシーンも収録。作品への理解が高まった（ような気がする）。
●キサラギ
　これは完全に｢舞台｣（お芝居）ですね。この映画のあと、舞台化されたのも頷ける。（舞台版キサラギを観たかったが、チケットが高い（7500円）ので諦めたいきさつがある。）ほとんど1セットの中で展開されるし。舞台向き。脚本のテイスト、全体の｢ありえなさ加減｣も舞台って感じだった。
　映画自体は面白かったです。完全にストーリー主導だけど。いくつものエクスキューズが組み合わさる、ジグソーパズルのような・・・。
　しかし、ラストシーンは完全に不可解。あれはないだろう・・・。
　それを除けばよかったと思います。
　今日の写真は山梨県立美術館にて。（本文には関係ありません。）
●「ブタがいた教室」公式サイト・・・http://www.butaita.jp/
●｢私の頭の中の消しゴム｣紹介ページ・・・http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id322539/
●「キサラギ」公式サイト・・・http://www.kisaragi-movie.com/