ゴーギャン展 (東京国立近代美術館)
東京国立近代美術館で「ゴーギャン展」を見てきた。(車で連れて行ってもらいました。ありがとうございました。)
音声ガイドを利用。ゴーギャン自身の言葉を、奥田えいじが語ってくれる。内容は普通だが、出品作1点1点に説明文が付いているので、借りなくてもよかったかも知れない。
ボストン美術館、メトロポリタン美術館、プーシキン美術館、ポーラ美術館、ひろしま美術館、岐阜美術館等々、国内外の美術館から出品されていた。(個人蔵の作品もあり。)
この展覧会の目玉は、ボストン美術館所蔵「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」である。特別室で展示されていて、大作、見応えがあった。ゴーギャン自身この作品を、自作品の中で最も優れていると書簡に書いている。
油絵、版画、水彩からなる展示だが、若干ボリュームに欠けるか。ゴーギャンだし、借りてくるのも大変だろう。もうあと10〜20点くらい油画があれば印象も変わったのに・・・。
ほかには、小特集「寝るひと・立つひと・もたれるひと」も鑑賞。草間弥生、白髪さんなどがあった。
ゴーギャン展は、来場者が多いことが見込まれ、東京駅からのシャトルバスも出ているし(30分に1本)、チケットブースも行列対策ができていた。今日は会期始まって間もない平日なので、空いていてよかった。
会期中あと1回以上は来ると思います。
今日の写真は、村内美術館の佐藤忠良作品。(本文には関係ありません。)