ジョットとその遺産展 (損保ジャパン東郷青児美術館)
新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で、特別展「西洋絵画の父『ジョットとその遺産展』〜ジョットからルネサンス初めまでのフィレンツェ絵画〜」を見てきた。1人で行ってきた。
ジョットが何者かよく知らなかったが、ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチにも影響を与えた人らしい。
でも、ジョットの絵はちょっとしか並んでなかった。ジョットに影響を受けた画家の作品が多かった。
今日は会期2日目で、音声ガイドを利用した。写真パネルの解説までしているのはいただけなかったが、主要な展示品にみな音声ガイドが付いているのはよかった。
展示品は古風な感じ。作品が損傷しているのも多かったが、今となってはそれも味わいの一つか。20世紀に入ってから洪水で被害を受けたり、盗難に遭って(作品の一部が)今も見つかっていないなど、考えさせられるものもあった。
さて、常設展で展示されている3点の油絵(ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ)のうち、セザンヌ作品が貸し出し中のため、今回はモネの作品になっていた。風景画で、浮世絵の影響も受けているとか。(水平線が高い位置にあるから。)たまにはこういうのも目新しくていいね。
以前、ゴッホ作品が貸し出し中で別の作品になっていたこともあるが、そのときの作品が思い出せない・・・。