muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

親鸞(しんらん)展、ルーシー・リー展 ほか7つの美術館

仏像

 今日も仕事前に、いろいろ展覧会を廻ってきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)親鸞聖人(しんらんしょうにん)750回忌記念企画 親鸞展(日本橋三越)
(2)江戸を開いた天下人 徳川家康の遺愛品(三井記念美術館)
(3)春のコレクション展示 - 浜口陽三展−メゾチントの冒険I(ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション)
(4)没後10年記念 三岸節子展 心の旅路〜満開の桜のもとに(日本橋タカシマヤ)
(5)和ガラス 粋なうつわ、遊びのかたち(サントリー美術館)
(6)「ポスト・フォッシル:未来のデザイン発掘」展(21_21 DESIGN SIGHT)
(7)ルーシー・リー展(国立新美術館)
(8)第84回 国展(同上)
(9)アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち(同上)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●親鸞
 鎌倉時代〜江戸時代の古い絵画などもあったが、意外に複製品が多くてがっかり。古美術品の展覧会と言うよりは、親鸞の偉業を伝えるパネル展示の展覧会と言った感じだった。まぁまぁでした。
●メゾチントの冒険
 静謐(せいひつ)なメゾチント。どこか長谷川潔を思い出させる。原版など関連資料も展示。味わいがあった。
●三岸節子
 この人の名前を初めて知ったが、女流洋画家として初の文化功労者と聞いて、俄然目がきらきらしてしまった。国内の美術館からいろいろ作品が来ていた。「売絵」に悩む画家の言葉もあったりして、考えさせられた。
 作品は、厚塗りの感じ。絶筆の花の絵も展示。
●ポスト・フォッシル
 先進的なデザイン。最初に作品群の一口解説用紙をもらって、それと照らし合わせながら見ていった。実用性と言うよりは、作品の芸術性を重んじるようなデザインだったように思う。
●ルーシー・リー
 個性ある陶器。器の形などに特徴があった。まとまった量が見られてよかった。作者が、ウェッジウッドのプロトタイプを作り、それも展示されていたが、リーの個性と、ウェッジウッド(倒産しちゃったんだよね・・・)のデザイン性が見事にマッチしていた。僕も1客欲しかった・・・。
●国展
 時間が余ったので行ってみた。彫刻部門から見た。屋外展示もあり、初めて国立新美術館の屋外に出たような気がする。出品作家の1人(故人)に、東京大学中退というプロフィールがあり、なんともったいない・・・。大量の作品展示のため、全部は見なかった。
 今日は夕方からオリセンで稽古があり、オリセンでご飯を食べようかと思ったが、途中でお腹が空いたので、天気もよかったし、コンビニ弁当を、東京ミッドタウンのベンチでいただいた。いい陽気でおいしかったです。(チワワちゃん2匹も見かけたし。)
 今日の写真は、東京国立博物館「表慶館」の仏像。
※告知です・・・明日5月1日の夜(19:00か19:30開演)、オリンピックセンター小ホールで環境ミュージカル「青い地球は誰のもの」公演があります。ご招待いたしますので、muroya@mail.raidway.ne.jp までご連絡ください。当日の昼間のご連絡でも大丈夫です。お時間あります方は是非!!