大導寺錬太郎＆俊平 オータムコンサート Vol.7

　この日は、東京オペラシティリサイタルホールにて開催、「大導寺錬太郎＆俊平 オータムコンサート Vol.7」をお客として鑑賞してきました。

　大導寺錬太郎くんは、僕の芸高、芸大時代の同級生で、2016年のベートーヴェン「皇帝」のソリストを僕がつとめた際、練習に付き合ってくださり、大変お世話になりました。俊平さんは錬太郎くんの弟さんです。

　大ちゃんのピアノは、本当によく指がまわり、音色もビロードのように美しく、まさにピアノ科のピアノ、職業的なピアニストを感じさせました。素晴らしかったです。

　プログラムは最初に、ドビュッシーの「小組曲」（2台ピアノバージョン）を兄弟で、その後は大ちゃんの演奏が続き、「創作主題による32の変奏曲」（ベートーヴェン）、「スケルツォ第3番」（ショパン）、そして「ラ・ヴァルス」（ラヴェル）でした。

　ラ・ヴァルスは圧巻で、ダイナミックに弾ききり、大変感動しました。

　ありがとうございました。