二期会の会員試験
二期会(日本を代表する声楽の団体)の会員試験があり、伴奏で行ってきた。
二期会のスタジオは千駄ヶ谷にあり、そこの二階の部屋で試験を行った。
今日はあらかじめ8曲用意した中から当日指定で3曲歌った。今日やったのは、
(1)「ドンファンのセレナーデ」(チャイコフスキー)
(2)オペラ「サトコ」から「私は切り立った崖に立つ」(リムスキーコルサコフ)
(3)オペラ「売られた花嫁」から「よござんすか旦那」(スメタナ)
で、曲順は歌い手の自由であった。(上記の順に歌った。)チャイコフスキーは歌曲で、あとの2曲はオペラアリアである。
早めにスタジオに着き、3階の控え室でしばらく休み、そのあと15分地下の部屋を使わせてくれて(自由に合わせてよい)、その後いよいよ試験であった。地下の部屋を使う前に今日歌う曲目が伝えられたので助かった。
今日の審査員は二期会の偉い先生方が10人くらいで、そうそうたる顔ぶれである。
歌い始める前、歌の人がバミってある位置について歌おうとしたら「もっと下がって歌って」と審査の先生に言われ、いきなり大変だったそうだ。
ピアノはスタインウェイで、スメタナは結構ミスタッチしてしまい焦った。あとの2曲はまぁまぁの仕上がりであった。
試験の結果は、11/14に電話で試験者に伝えられるという。二期会の会員になれるか、準会員になれるか、それともだめか・・・である。
今日用意した8曲のうち、曲によっては譜めくりが必要であったが、今日の曲はいずれも譜めくりなしで演奏できる曲だったのでよかった。
3曲演奏して10分くらいだったかな。なんとか終わってよかった。