muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ルーヴル、吉原治良、持続/切断、ディズニー、なつの常設展

ルーヴル美術館展の看板

 上野、竹橋、江東区、東京を廻って、いろいろ展覧会を見てきた。以下、見てきた順。(2回目以上の常設展は除外。)
●ルーヴル美術館展-古代ギリシア芸術・神々の遺産-(東京芸術大学美術館)
●沖若と江戸絵画展(東京国立博物館)
●吉原治良展(東京国立近代美術館)
●持続/切断〜毛利武士郎、村岡三郎、草間弥生、河原温(東京国立近代美術館)
●ディズニー・アート展(東京都現代美術館)
●なつの常設展示 印象派から21世紀へ(ブリヂストン美術館)
 以下、初めて見るものの感想を記します。
●ルーヴル美術館展-古代ギリシア芸術・神々の遺産-
 先日metroさんと行った折には待ち時間50分で諦めたため、今回は朝一で行ってみた。そしたら平日で天気が悪かったこともあって空いていた。
 アルルのヴィーナスというのが目玉であった。いろいろなギリシア彫刻があったが。
 映像のコーナーで、ミロのヴィーナスを特集していた。ハイビジョン・立体映像で面白かったが、出品されてないミロのヴィーナスのことをあれこれ言われてもねぇ・・・。ミロのヴィーナスって、ルーヴル美術館以外では1964年の横浜・京都展示しか行ってないそうだ。
●吉原治良展(東京国立近代美術館)
 具象を経て、抽象絵画、そして晩年の「円」にたどり着く作家の一生が興味深かった。それぞれの時期だけの絵画では、この作家のことをあまりよく理解できなかったと思う。1950年代頃の個展などの宣伝はがきなどが、時代を感じさせ面白かった。
●持続/切断〜毛利武士郎、村岡三郎、草間弥生、河原温(東京国立近代美術館)
 草間弥生だけが知っている作家で、それはなかなかよかった。目がちかちかするような作品。
●ディズニー・アート展(東京都現代美術館)
 平日の真っ昼間にどこからこんなに人がわき出てきたかと思うくらい、人がうようよいた。デートのカップル多し。
 やっぱりあちらの作品は、日本人とは感性が違うと感じた。とてもよく描き込まれているし、仕事ぶりが丁寧だ。
 日本での往時のポスターが時代性を感じさせて懐かしかった。
 それにしても、このディズニー・アート展の半券を持っている人は、常設展も見られるというのに、常設展はがらがらであった。みんな何を考えているのか・・・。
●なつの常設展示 印象派から21世紀へ(ブリヂストン美術館)
 前回のこの美術館の展覧会に行ったのだが、それとだいぶ出展作品が被っていたように思う。いい作品は何度見てもいいものだが・・・。
 古代ギリシャ彫刻から、20世紀の現代美術まで、なんでもありの作品群。中心は印象派からピカソ、マティスあたりまでの西洋絵画。こういうのは何度見てもいいものだ。
 今日は、東京都現代美術館とブリヂストン美術館で、WaTaNaBeくんとその妹のあやさんが同行してくださった。お疲れ様でした!
●東京芸術大学美術館のサイト・・・http://www.geidai.ac.jp/museum/
●東京国立近代美術館のサイト・・・http://www.momat.go.jp/
●東京都現代美術館のサイト・・・http://www.mot-art-museum.jp/
●ブリヂストン美術館のサイト・・・http://www.bridgestone-museum.gr.jp/