muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

第8回 東京音大校友会によるAutumn Concert 本番

リハーサルの様子

 浦和の、埼玉会館小ホールで、「第8回 東京音楽大学校友会埼玉支部会員による Autumn Concert」本番があり、行ってきた。
 いつもお世話になっている、ソプラノの碓井さんが東京音大の卒業生で、その縁で伴奏。1人15分ほどの持ち時間で、9人が演奏した。我々(ソプラノ・碓井麻由美、テノール・佐藤よしを)の曲目は以下の通り。(演奏順。)
♪オペラ「つばめ」より ドレッタの夢(プッチーニ) *ソプラノ独唱
♪オペラ「蝶々夫人」より 愛の二重唱(同上) *テノールと
♪オペレッタ「メリーウィドウ」より メリーウィドウワルツ(レハール) *テノールとの二重唱
 他の出演者の曲目は、オペラアリア、日本歌曲、ヴァイオリン独奏(無伴奏)、ピアノ独奏(ドビュッシー)など。
 今日は午前中、その碓井さんが指導されている久喜の愛唱歌クラス(カルチャー)の指導もピンチヒッターで(碓井さんの代わりに)引き受け、愛唱歌を"指導"してきた。で、そのカルチャークラスの受講生の方(の一部)が、今夜のコンサートにもいらしてくださり、ありがたかった。ほかにも、大宮音楽家協会の会員や、国連クラシックライブ協会のお知り合いも、コンサートに駆けつけてくださった。
 13:00くらいに楽屋入り、15:30頃リハーサル(一通り通した)、17:30頃出演者全員による記念撮影(衣装付き)、18:00開演(平日だけど早く開演)、我々の出番は18:30頃だった。というわけで、全体に空き時間が非常に多く、楽屋だと携帯電波が届かないので、ロビーに出て(開演までの空き時間は)ずーっと携帯でネットしていた。ロビーには埼玉会館所蔵の絵画がいくつか飾ってあって、中には文化勲章受章者(女性)の作品もあった。(金ぴかだった。)
 さて、演奏の方だが、3曲とも演奏し尽くした感のある曲で、合わせの方も何回も行っていたので、まったく安心。楽しんで弾けた。特にメリーウィドウは暗譜で伴奏し、前奏(カットバージョンだったのが惜しまれるが・・・)は「遊んで」弾けた。ピアノもスタインウェイだったし、強音と弱音のレンジが広く、表現力豊かに弾けたと思う。
 演奏終了後、すぐに客席に行ったのだが、ステージの袖で1人、客席で1人(どちらも見ず知らずの人)がピアノを誉めてくださったのでうれしかった。客席で声をかけてくださった方(女性)は、ご自分の夫君が松村禎三先生門下だとか仰っていた。(僕は松村先生門下ではないけれど。)
 我々の出番は休憩前だったので、休憩後の後半はすべて客席で聴いていた。他の人の演奏を聴くことも勉強(というか参考というか)になる。商売柄、楽しんで聴くことはできなかったが・・・。(ついついピアノ伴奏の方を注意して聴いてしまう。)
 コンサート終了後、埼玉会館の中の会議室に移動してレセプション(軽い全体打ち上げ)があった。出演者、伴奏者、役員(スタッフ)が、それぞれ一言ずつご挨拶した。僕も喋らせていただけ、「気持ちよく、"遊んで"弾けてよかったです」みたいなことを喋った。
 お料理も出て、最後は急いで撤収、碓井さん、佐藤さんと一緒に帰った。
 出演者、スタッフとも東京音大卒生がほとんどだったが、幅広い年代の方々が集まり、ちょっとした同窓会のようだった。若い方ではまだ大学院在学中、年配の方では来年喜寿ですって・・・。
 碓井さんとは今後も何回か本番の伴奏をさせていただく。このブログでも告知しますので、もしよかったらコンサート、遊びに来てください♪ (ちなみに碓井さんとの次は、10/27(土)、さいたま市文化センター(南浦和)です。詳しくは「室谷章」ホームページの「仕事紹介」をご覧ください。)
 今日出演された皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした&どうもありがとうございました!
●追記・・・本日でブログ3周年を迎えました。まだ1日も休んでいません。これからも極力休まずに続けていけたらと思います。よろしくお願いします。(1日でも休んでしまうとそこでずっと休んでしまいそうで、やめられません。)
●室谷章ホームページ:http://www2.raidway.ne.jp/~muroya/